日本各地には、幻想的な景色を見ることができる山城(やまじろ)がいくつかあり、「天空の城」とも呼ばれ人気となっている。

 まず、雲海に浮かぶ姿から「天空の城」として有名なのが、兵庫県朝来(あさご)市の「竹田城跡」。竹田城跡は山城遺跡として完存する全国でもまれな遺構で、「日本100名城」に選ばれたり、各種メディアに登場したりしたことから、観光客が増加した。特に美しいのは雲海に包まれた姿や竹田城跡から見下ろす風景で、天空に浮かぶ城を思わせることから、「天空の城」や「日本のマチュピチュ」などと呼ばれるようになった。竹田城跡の観覧料金は大人300円で、中学生以下は無料。

 また、岡山県高梁(たかせ)市の「備中松山城」も、雲海に浮かぶ姿が幻想的だ。備中松山城は標高430メートルの臥牛山頂上にあり、現存天守を持つ山城としては最も高い所にある。山頂付近に建つ天守は国の重要文化財にも指定されており、歴史的価値が非常に高い。備中松山城の入城料は大人が300円で、小中学生は150円。竹田城跡同様に、9月下旬から4月上旬の早朝にかけて雲海が出る日が多い。

 一方、福井県大野市の、大野盆地の中心にある「越前大野城」は、朝霧に覆われた城がとても美しい。4月には大野市の有志らでつくる市民グループ「ラピュタの会」が発足し、「天空の城 大野城」の知名度向上を目的に活動を始めている。大野城の天守閣は昭和43年に再建されたもので、内部にはかつての城主らの遺品などが展示され、資料館として活用されている。大野城の入館料は大人が200円で、小人は無料。

 山城から幻想的な景色を眺めながら、当時の人々の思いを想像してみるのも面白そうだ。


(サイトウ イサム 、 加藤 秀行)奈良でシステム開発・ソフトウェア開発・サイト構築・ITコンサルティング・パソコン保守・オフィスOAは有限会社ビッツ

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