フォローまでしていませんが、最近見たブログの最新記事という項目を見ますと、僕は癌患者のブログが多いようです。

僕はガンとは無縁ですが、昔からガン治療に強い興味があるからです。

ただし、標準治療と呼ばれるガイドラインに則ったノーマルなガン治療ではなく、特殊な先進医療・自由診療をやっている人々のブログを見ているのです。

ガンになった時の自分や相談者のためにです。

しかし、最近、時々読んでいた癌の方々が次々と亡くなっています。

とんでもなく高額な先進医療や自由診療をやっていても効果がないのでしょう。

そして僕は、他人の不運な選択や運命を目撃しながら、淡々と静かにエビデンスを集めているのです。

この療法はダメか、あれもコレもイマイチか、と。

そのお陰で、自分はその失敗を避けられるであろうと思って先端医療の効果を記憶しているのです。

しかし、昨日ブログで、妻が亡くなりました、と夫らしき人物の記事を読むと、『ああ、この2ヶ月間近く更新がなかったな。○○ワクチンを80回以上も受けたのにダメだったのか』と思いました。

また、治療を施している先生たちの無責任さ、無力さに怒ることもあります。

一部の人たちにとっては、ガンはまだまだ不治の病です。

僕は興味本位と言えばそうなのですが、決して相手を貶めるつもりはありません。
そして、亡くなった記事を読むと、なんとも言えない複雑な罪悪感が生じます。

他人の犠牲によって自分が恩恵を受けていることへの道徳的な負債感です。
生き残りの罪悪感というのが近いのかもしれません。

心からお悔やみ申し上げます。
ありがとうございます。
感謝いたします。