赤ちゃん便秘というかわいい響きの中にも多くの心配がひそんでいますが、赤ちゃん便秘は食べ物から気を付けていかないと改善しません。
ごく小さいお子さんは母乳やミルク・湯冷ましや果汁などの水分のみを口にすることで済んでいますが、
少し離乳食が進むと固形の食べ物や加工品についても気をつけなければいけません。赤ちゃん便秘対策で気をつけるポイントは大人と同じです。
水分と食物繊維が足りているか、適量の油脂をとっているか、運動は充分か、精神的なストレスを抱えていないか。これらが主に気にしていくべき点です。
水分と食物繊維・油脂に関しては食事を準備する家族がよく気をつけていけばよいでしょう。
母乳やミルクには水分と油脂分が含まれるので、よりよく気をまわさなければならないのは食物繊維ですね。
離乳食の始まった赤ちゃんには食物繊維としてゆでた芋をつぶしたものや柔らかく煮た大根などを味つけ無しで食べさせましょう。
少し消化能力が上がったら玄米や大豆製品もたいへんおすすめです。運動に関しては、お世話をする大人が程よく遊んであげます。
寝返り前のお子さんには足首をやさしくつかんで膝を折り足を曲げ伸ばす運動がよいです。お腹が自然に圧迫されてよい刺激が全身に伝わります。
動き回れるようになった月齢のお子さんもたまにコロンと寝せてあげて、足首を持って動かす遊びをしてみましょう。
くすぐったさや曲げ伸ばしの気持ちよさにお子さんが満面の笑顔になることでしょう。
笑顔を誘ってあげられるようになれば、心配事や痛さ・暑さ寒さ・不快感などをやわらげ、結果的に精神的ストレスに強い心理状態に保ってあげられます。
そんな連鎖の果てに、赤ちゃん便秘対策が功を奏するのです。赤ちゃん便秘解消法のもう一つ最大の方法は人の体温です。お腹にゆっくりとてのひらを当ててあげ、
おしり周りも温かい手でマッサージしてあげること。またはおんぶや抱っこでお腹を大人の方の背中などに押し当てる姿勢を楽しませてあげることです。
互いの体温で温まり、体の中が活性化していきます。これらの赤ちゃん便秘解消法をぜひお試しください。