こんにちは岩瀬です!

続き書きます(^_^)


小腸で消化吸収された単糖は毛細血管を通って肝臓へと送り込まれます。

肝臓に送り込まれた単糖にはリン酸塩が加えられるのですが、血中に直接送り込まれる糖質もあります。

それがグルコース(ブドウ糖)です。

グルコースは脳の主要エネルギー源であり、脳は1日に130gのグルコースを必要とし、摂取量がこの量を下回ると脳の働きは鈍化します。


…と言っても毎日130gの炭水化物を摂取しなければならないというわけではありません。

必要量を下回る量しか摂取しなくても、グルコースは肝臓の中のある種のアミノ酸や脂肪中のグリセロール(グリセリン、脂質の構成成分)から作り出されるからです。


グルコースは最終的には血中の中を駆け巡って身体のさまざまな組織のエネルギー源になります。

あるいは肝臓や筋中にグリコーゲンの形で蓄えられます。

グルコースが分解されてエネルギーになることを“解糖"といいます。


糖質は分解する過程で2つのピルビル酸の分子に変わり、ピルビル酸は酸素を用いて最終的なエネルギー源であるアデノシン三リン酸(ATP)を産生するのです。

細胞中のミトコンドリア内でクレブス回路に取り込まれ、電子伝達回路を通る間に酸素を還元し、この過程においてエネルギーが作り出されます。

しかし、酸素が供給されない場合は乳酸へと変化します。


したがって、ウェイトトレーニングなどの無酸素運動を行って体中の酸素が不足すると乳酸が発生しやすくなるわけです。


トレーニング中に筋中で発生した乳酸は血液によって肝臓へと運ばれ、グルコースへと変化します。

そして、このグルコースが再び筋肉へと運ばれてエネルギー源となります。


続き後で書きます(>_<)