第24回2月25日(土)の紙芝居カフェ@ブックハウスカフェ
2月25日(土)は、恒例の紙芝居カフェの日でした。この日は、紙芝居カフェの開始前から、席について待っていらっしゃる方もいて、いつもより設営を15分、早めに始めました。メンバー2名欠席のため、今回は5名での11時30分にふたをあけると、子どもは10人ぐらい、大人は14人ほど。赤ちゃん、1-3歳から始まって、幼稚園のお子さんもいましたが、中心は3-4歳。周囲に立ったままのぞき込むお客さんも多く、大盛況の紙芝居カフェとなりました。これまで3年間、人が来ても来なくても紙芝居カフェを続けてきました。なので、その変化がとてもうれしいです。おおきくおおきくおおきくなあれ:海外からのお客さんもあったため、日本語で演じたあと、Grow grow grow biggerと、最初の部分だけもう一度英語で演じました。大勢の方が、ケーキをわあっと受け取ってくださったとき、ふだん以上の手ごたえを感じました。にんじんさん だいこんさん ごぼうさん:演じ手の、ごぼうさんの「だいきらい」がすごく天真爛漫でした。最終場面の「へんないろ」は、今の時代にはふさわしくないので、「ごぼうさんはどろんこのまま」ぐらいにしたほうがよいかも。うまいものやま:初版から50年近くたつ作品で、絵はやや古風ですが、昔話の良さを感じました。杉本さんの演じかたもぴったりでした。まいりま・した:8場面で、動物の生態を伝え、だじゃれも入った楽しい紙芝居。抜きのタイミング、スピードもちょうどよく、第一場面ですこし恥ずかしそうに舌を出した鈴木さんの表情もよかったです。ふうちゃんのそり:石丸さんのゆったりやさしい読み方を通して、雪山の世界が広がりました。ふうちゃんが自分の生きる日常から、熊の生きる大自然に、ファンタジーの広がりのなかで、すとんと入っていく、ある意味で難しい作品です。スケールの大きさを意識して演じたいものです。へっこきよめさま:これは「へ」という題材の面白さと、お嫁さんが大逆転して認められるストーリーの面白さ、そして藤田さんの絵の良さがあいまった力作。最後だったので、集中の続かなかった子もいましたが、食い入るのように最後まで見ている子たちもいて、それが全体の場を作っていました。次回の予定は、4月22日(土)。場所は神田神保町にあるブックハウスカフェ、時間は11:30からです。是非、いらしてください。一緒に紙芝居を楽しみましょう!