「伊藤忠財団子ども文庫助成事業」として認められ、20234月より、「バッパーセブン」は「バッパーセブン おはなし文庫」として本格的な活動をはじめます。

その参考のために、3月22日、メンバー4名で、神保和子さんが主催する家庭文庫「子どもの本の家ちゅうりっぷ」を訪問しました!

 

「ちゅうりっぷ文庫」は杉並区の静かな住宅街の一角にある文庫です。主宰は神保和子さん。

もともと杉並区で文庫活動をされていた神保さんは、家族でシンガポールに駐在していた時代にも現地で文庫を開き、帰国後はまたもとの文庫に戻られたあと、独立して「子どもの本の家ちゅうりぷ」をご自宅で開くことにしたそうです。

 

玄関ドアを開けた私たちは、まず何冊かの春の絵本でおもてなしを受け、そのあと一階の出窓のある洋室へ。天井まである本棚に、出版社ごと、サイズごと、テーマごとに絵本がぎっしりと並べられ、人形やぬいぐるみが彩りを添えています。1階の廊下にはNF絵本、科学絵本、岩波少年文庫などが並び、読み物は2階の洋間にまとめて置かれていました。

 

蔵書数は約4000冊。基本的に、文庫は水曜日と土曜日に開催していますが、そのつど開催日をSNSで広報しているそうです。登録者カードや貸出ファイルの付け方、本の登録や整理の仕方、選書方法、本の並べ方など大変参考になりました。子どもたちはもちろん、ボランティア活動をしている大人の方たちからも、図書館で本が見つからないとき、頼りにされている場だとか。神保さん、いろいろ教えていただき、どうもありがとうございました!