体系的な教育とは、
日本の小学校や中学校の教育を思い出していただくとわかりやすいでしょう。
学習内容が整理されていて、段階的に学習を進めていくので、学習効果を高めることができる教育方法です。
アメリカではコミュニケーションスキルは、子どもの頃から学校の授業やプログラムに組み込まれており、コミュニケーションを体系的に学んでいます。
日本の話し方の学び方も色々ありますが、漢字の書き取り、先生の講義を聞くスタイルが多かった。
掛け算や九九の授業を受けたことがある方はイメージしやすいでしょう。
みなさん日々コミュニケーションをしながら生活されている分には何も問題ないですが、
社会でグローバルスタンダードを求められるようになってきて大きな変化がでてきました。
現在教育のグローバルスタンダードはアクティブラーニング(ディベートやグループワークなど、学修者が能動的に学修に参加する学習法)であり、日本でも取り入れてきてはいるけど、まだ追いついていないところが多いのが現実でしょう。
話し方の体系的な学び方は3つの柱があります。
1,言語
いわゆる「言葉のみ」を指します。
日本には尊敬語、謙譲語といろいろあり言語表現は長けています。
2,非言語
「言葉以外」の表情や立ち振舞い、ジェスチャー、服装も含まれます。
言語についている抑揚や声の大きなも非言語です。
3,マインド
心で思っていること、頭で考えていること。
この中で一番アメリカが重点置いている部分が「マインド」です。
日本はまだ体系化されていないのでアメリカのほうが進んでいるといえます。
今回の出版させていただく本では、コミュニケーションにおいての非言語とマインドを学んで、取り組んでいくことで、日本人の良さを活かしつつ更に質の高いコミュニケーションスキルが身につけられるというお話をしています。