英語のpersonには「人」「人間」という意味と「役」「登場人物」という意味もあります。

ラテン語のpersonが語源で、舞台で「俳優がつける仮面」「演じられた役」という意味を持つことに由来しています。

対面コミュニケーションの研究で知られ、現代アメリカ社会学の発展に重要な役割を果たした社会学者アーヴィング・ゴフマンは、人は日常生活において社会という舞台で「役割」を演じながら、コミュニケーションしているという側面があると捉えました。

自分と他者はそれぞれ、居合わせた場に応じた互いの「役割」を認識し、その「役割」に沿って振る舞っており、各状況における「役割」についての振る舞い方は、無意識のうちに身に着き、コミュニケーションの中で「自己呈示(self-presentation)」されていると言われています。



質問をする「役割」質問される「役割」においてお互いの役割理解はとても重要です。

「刑事」から「犯人」への質問。
「生徒」から「講師」への質問。
役割にはそれぞれが果たす目的があり 、それが質問の意図となります。

目的達成に近づくポイントは役割に合った表現で質問することです。
まさにこれがActingです。

役割を演じることは、ドラマや映画の仕事をする俳優だけではないということです。

実際に海外では「Acting for Business」「Acting for Law」というトレーニングが多く存在します。

弊社は、日本で社会やビジネスで必要なActing スキルに特化したレッスンを開催しています 

役割、目的、意図、表現に一貫性をもつことで相手から的確な答えを導きやすくします。

役割を表現するActingスキルは年齢、性別、職種問わず誰もが目的達成のために有効に活用できるスキルです。