さてさて、
前回は自分の目標の策定を
行いましたが、
当然今回は育児休業なので、
子どもの目標の策定もお忘れ無く。


子どもの場合はどう工夫をするのか。


中長期計画を策定した場合は、
5年くらいのスパンで策定する、
ということにしていました。


その中の育児休業の期間分ということですが、
私の場合は、
ちょうど子どもの幼稚園が決まり、
4月に入園するまでの準備期間に
あたるので、
そのためにどの部分を成長して欲しいのか、
を考えます。
もちろん、中長期計画に沿った目標です。


私の場合は、
中長期計画を、横軸に時間軸を、
縦軸に「個としての成長」、
「集団における成長」
という軸を設定しました。


「個としての成長」は、
子どもがほかの子どもと
接しなくても、家族以外の人と
接しなくても、成長していけるもの。


「集団における成長」は、
子どもがほかの子どもや
家族以外の人と接しないと、
成長していけないもの。


この二つを軸に5年間の中長期計画を
策定しました。
そのため、この中長期計画に沿った目標を
つくります。


さらに、子どもの目標を策定するときには、
「親ができる限り自分でコントロールできる」目標を
策定することが重要です。
自分の関与や影響力の低い目標は
達成しなくても、まぁ仕方ないか、
となってしまい、目標として機能しないことが
おおいですので。


たとえば、
「~することによって、~という状態になる」と
目標を作るときに、
「~することによって、」というところは、
①親が子どもにしてあげること、
もしくは②子どもと一緒にすること、
を考えることが重要です。
特に、②のほうが、親のコントロール化にあるとともに、
子どもへの影響力があるように想定されるので、
より良いと考えます。


このようなことをふまえて、
子どもの目標を考えると、
まず、フレームワークは、
あまり複雑に考えず、
中長期計画に基づいて、


縦軸が、
「個としての成長」
「集団における成長」


横軸が
右脳(感情や価値観など)、
左脳(考えることや読み書きや表現力など)、
としました。


そうしたときに、
各目標は、
①「個としての成長×右脳」
→家事の一部を一緒に行うことによって、
 遊び以外のことも楽しめるようになる


②「個としての成長×左脳」
→色々なものを見たり、経験することによって、
 日々色々なものに感動し、
 それをこれまで以上の多くの語彙を用いて、
 自分の言葉で表現できるようになる


③「集団における成長×右脳」
→親の助けを得ながら、他の人が理解できるような
 絵をかけるようになる


④「集団における成長×左脳」
→親の助けを得ながら、他の人に対して、
 自分の存在をこれまでよりも多くの手段で
 自分の意志で表現できるようになる


と設定しました。
あとは、この目標に関して、
具体的にどの程度のレベルのことを設定するのかは、
指標を設定して明確にすることにします。