さてさて、
前回は自分の中長期計画の策定を
行いましたが、
当然今回は育児休業なので、
子どもの中長期計画もお忘れ無く。

子どもの中長期計画に関しても、
基本的には同じように策定していけばよいのですが、
特に、子どもが小さいときには、
大人以上に計画に遊びを持たせることが
重要です。

そのためには、
この子が大人になったときの世界が
どういう世界になっているのかについて
考えてみることが一番よいかもしれません。

たとえば、20年後、
世界の人口はどうなっているのか?
日本の人口はそのなかで一体何%をしめているのか?
温暖化の影響でなにがどう変わっているのか?
各国のGNIはどう変化しているのか?
日本は経済大国といえる状況なのか?
新興国はどの程度成長しているのか?
食糧不足はどうなっているのか?
石油を代表とする資源は、、、、???
などなど、
想像することはきりがありませんが、
そのうちのいくつかだけでも、
イメージしておくと、
子ども中長期的な計画を作る上で、
参考になるかと思います。

それをした上で、
中長期計画といっても、
子どもの場合は、
せいぜい5年程度が限界ではないでしょうか?
家庭によっては受験などを意識した上で、
中学校にはいるまでを作ってみても
よいとは思いますが、
私は中学受験にこだわる人ではないので、
ひとまず、幼稚園を卒業した少し先まで
みえていれば、よいかと思っています。

少し先というのもポイントで、
計画を作る際に、
「幼稚園卒業まで」
などとしてしまうと、
幼稚園自体が期間として完結してしまうので、
その先のことを想像せず、
過ごしてしまうことになってしまいがちです。
幼稚園の3年間というのは、
あくまでも人生を歩いていく中での
一部としての3年間ですので、
その先も少し描いていた方が、
よりそれを親としても、
認識しながら、子育てをしていけるのでは、
と思います。

さて、以上のようなところを
少し意識しながら、
子どもの中長期計画に関しても、
親と同じように作ってもらえればと思います。
実際、自分のものを作るよりも
遙かに難しいと、私は感じました。

でも、難しいからこそ、
つくりがいがあるってものですよね。