「生」の感覚に新鮮さを感じた本格的育児生活一日目でしたが、二日目に早くも父親としての未熟さを思い知りました。

今日から3日間妻の次姉(三人姉妹の真ん中)が一人暮らしをしている家を借りて、生活をしているのですが、長男が「みんなのところに帰りたい!!」とわめき始めました。

確かに、これまでいた妻の実家は、妻のおじいちゃん、おばあちゃん、両親、妻の長姉夫妻(三人姉妹の一番上)、その子どもと大勢いたので、にぎやかで、皆が優しかったので、子どもにとっては非常に楽しい環境だったのでしょう。

しかし、私にとっては、長男のそのわめきは、わがままにしかうつらず、それを理由にいうことを聞かなくなったことに対して、「なんて聞き分けのない子に変わってしまったのだろうか。甘やかされる環境だと、こんなになってしまうのか。」と思ってしまい、ついついよけい厳しくしてしまいました。

それをみていた妻が、「その子だって環境が変わっていく中でがんばってるんだから。」と一言。

う~ん、たしかに、なにか努力をしている姿が見えやすいものをがんばっている姿(たとえば、ごはんを残さず食べるなど)はすごくわかりやすく、そういう姿はすごく応援したくなるのですが、環境に慣れようとしている姿、なにか心の中がもどかしくて自分ではどうしようもないけど、それでももがいているような姿、そういう姿をがんばっている姿と認識してあげて、応援をしてあげる、それは非常に難しいことなのだなぁと感じました。
でも、そういう頑張りって人生の中で非常に多いですよねぇ。

仕事の中でもこういう感覚が全く無く、後輩への気の使いようなどが足りなかったんだなぁと反省をしました。

育児って本当に勉強になりますね。
脱帽です。