アトラスピアノは続いてます。
普段は木部の削りが終わると
金属部分の磨き→部品交換
という流れです。
がしかし今回は
外装パネルなどの磨きが追加となったので、
今はこの作業を行なってます。
最初はテストも兼ねて口棒あたりから磨いていきます。
錠前などの金属部も磨きました
曇ってほとんどツヤが消えた鍵盤蓋。
少し磨くとわかるが、こういった痕は消えにくかったりする。
でもキレイになりました
鍵盤蓋はRになっている部分があったりで一番やりにくいところ。
下(下前板)のパネル。
半分だけ磨いてみると違いがよくわかります。
↓
古いピアノの場合だと鍵盤蓋の鍵は
無くなってしまうことが多いです。
なんと今回はちゃんと二つとも残ってました。
もちろんサビサビですが。。
一つだけ磨いてみた。
二つとも磨いた
アクションを固定するビスも
パーツの金属部分も磨きます。右側がビフォー。
パーツの金属部や鍵などは、
パネル類の磨きと比べれば
まだラクなほうです。
ピアノの外装磨きというのは
皆さんの想像以上に大変な作業です。
鏡面塗装で自分の顔が
ボヤけて映りだしたら
黄色信号です。
何も映らなくなるほど曇ると
おそらく個人レベルでは
元に戻すことは難しいと思います。
外装が本格的に曇ってしまう前に
常日頃からホコリを払ったり
乾拭きをするように心がけてください。
それだけでも効果はあります。
今日も僕のブログを読んでくれてありがとうございましたm(__)m
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