ワークチェアの話です。オフィスチェア、デスクチェアなんて呼ばれ方もします。つまり食事や雑談やカウチ用でなく、机や作業台に向かって仕事をするためのイス、の話です。
普段机で何がしの作業をする際に座っているイスってすごーく重要です。何時間もの長い間そこに座って作業をするオフィスワークやコロナ以後のいわゆるリモートワークに受験勉強、僕らのような仕事で細かい手作業をする人たち、あとゲーマーの方々etc..
特にこれは当事者でないとわからないと思いますが、僕みたいに腰痛持ちだと少し大げさにいえばこれは死活問題なんです。
とにかくひと昔前と比べて長い時間イスに座る機会が圧倒的に増えた僕を含めた不健康な現代人にとって、このイス問題というのはかなり重要な事として立ちはだかっていると想像します。
腰が..
僕自身も作業場に篭ったりこのブログを書いたりと、長い時は文字通り1日中ずーっと椅子に座っていることもまったく珍しいことではなくそれが何日も続きます。
それ以外の時間は車で移動している時間がほとんどなのですから、我ながら本当に不健康極まりない生活だと思います。きっとこの生活を今後もずっと続けていたら僕は間違いなく日本人男性の平均寿命より長くは生きられないだろうなと真剣に思ったりします。。
そんな僕が現在作業場や自宅のPC前で使っているイスは、ハーマンミラーという米国家具メーカーのセイルチェア(SAYL Chair)というワークチェアです。
以前はオカムラという国産メーカーのシルフィー(Sylphy)と呼ばれる国内ではシェアが高いワークチェアを使っていました(現在もたまに使ってる)。
じゃあなぜシェアが高くて信頼があるはずのシルフィーを使うのをやめてセイルチェアにしたのか。
以下に書くことは僕の好みや作業内容(用途)や自分の体格にもよるのであくまで主観です。もちろんセイルチェアよりシルフィーのほうが合ってるという方もたくさんいるはずです\_(._.)ココ..
オカムラのシルフィー(左)とハーマンミラーのセイルチェア(右)
椅子で重要なのは当然ながら座る部分の座面と背中が接触する背面である背もたれの性能だと思います。なかでも僕が一番気にするのが座面です。
座面は直接お尻が一番長い時間触れる部分であり最も体重(荷重)がかかるパーツです。長く座っていてお尻が痛くなるという経験は誰しもあると思います。
この座面の材質や硬さ、柔らかさ、厚み、角度がすごく重要で、正にこの角度と材質が一番のネックとなり僕はシルフィーからセイルチェアに変えたのです。背面に関しては特に問題はなくむしろ気に入ってたので苦渋の選択でもありました。
下の写真でシルフィー(左)の座面の先端が少しだけ下がっているのがわかりますでしょうか?それプラス座面の材質が若干柔らか過ぎるのとクッションに厚みがあります。でそのクッションを包んでいる生地の材質が僅かに前方に滑るものだったのです(と僕は感じた)。
このことは長く座って作業をしてみなければわからない部分だったので最初はそれほど気になりませんでした。
シルフィー(左)の先端が僅かに下がっている。全体の勾配も強いように見える。
対してセイルチェアの方は座面角度はシルフィーほど前傾ではなくクッション材も低反発的に適度に硬く生地の材質も滑りにくいものでした。
僅かな差なのですがこれが長い時間の作業だと大きい差として現れストレスに繋がっていきます。ということを身を以て経験しました。
自分が使っていくなかでの感じだと、どうもシルフィーの座面が厚くて柔らか過ぎることによって前方へ"落ちていく(滑る)"ように感じるのですが、実際は何が直接の原因なのかわかりません。おそらく硬さ、柔らかさ、厚み、角度や自分の体重など全てが関わり合った複合的なものなんだと思います。
何の参考にもならないかもですがシルフィーの座面表面。
何の参考にもならないかもですがセイルチェアの座面表面。
あと僕はシルフィーのほうがお尻も痛くなりました。先述の通りシルフィーは僅かに前傾っぽくて滑るので長時間使っていると自然とそれを避けようとしてどうしても姿勢が悪くなり座面が尾骶(てい)骨を直撃してくるのです。僕の使い方だとこれは致命的に辛い(;´д`)イタイ…
ちなみにこの2脚はいずれも座面と背面(背もたれ)を同時に前傾姿勢にセットできる「チルト機能」が備わっているという珍しい機種で、そのチルト時には座面がより前に傾斜します。
前傾できる事自体は僕が行う作業的にはありがたいのですが、その場合でもシルフィーよりセイルチェアのほうが自然(滑り落ちない)で僕は使いやすかったです。やっぱり座面の柔らかさや厚みが微妙に影響しているんだと思います。
セイルチェアのリクライニング調整機能。イスの形を意識したようなデザイン?
ところで、このハーマンミラーという会社が28年前の1994年に作ったワークチェアといえば、キング・オブ・チェアとまで呼ばれている
アーロンチェア
Aeron Chair
があまりにも有名であります。
このイスはワークチェアの概念を根本から変えたと言われている、少し大げさに言えば革命的なイスです。あのニューヨーク近代美術館(MoMA)に永久収蔵品として現物がアーカイブされているほどです。
人間工学に基づいてゼロから設計開発された、そのイスらしからぬ?奇抜なデザインは1度目にすると逃れられない独特なもので、世界中のデザイナーやクリエイターたちにも大きな影響を与え続けております。
アーロンチェア リマスタード(3代目)
なんじゃこりゃ?
なんて座りにくそうなイスなんだろう。
最初見たときはきっと誰もがそう思ったでしょう。
エイリアンが座るイスですか?
しかもイスに20万円以上って...
たかっ!
きっと最初は誰もがそう思ったでしょう。
がしかし、その高額な価格や見たことない異星人的なデザインにも拘らず、これまでの累計販売台数はなんと750万台以上とのこと。
あまりピンとこないかもしれませんが、この750万台以上という数はヤマハのピアノとほぼ同じ累計販売(ヤマハは累計製造)台数です。といえばどれだけすごい数なのかが少しは想像つきますでしょうか。
もう少し解りやすく、、
東京という大都市においてこの750万台というピアノ(イス)の数を当てはめてみると、約二軒に一台ピアノ(イス)があるという計算です。
つまり東京の2家庭に一台このアーロンチェアが配れる数をたった28年間で世界中で販売してきたのです。この事実だけでもこのイスが人々に与えたものの大きさがわかります。
またアーロンチェアがどれだけワークチェアの製造やこの業界に影響を及ぼしたかは、今現在市場に出ているワークチェアのデザインを見れば一目瞭然です。なぜならアーロンチェアに強く影響を受けたと思われるデザインの他社製ワークチェアが数多存在するからです。
その影響の広さは日本を代表するオカムラやイトーキをはじめ老舗のコクヨ、IKEAやニトリなどファスト家具メーカー、他あまり聞いたことのない家具メーカーにまで及んでおります。
オカムラのハイエンドチェア、コンテッサセコンド(二代目)。
↑このオカムラのコンテッサというワークチェアをデザインしたのは日本でも車やバイク、ニコンのカメラデザインなどで有名なイタリア人工業デザイナーであるジウジアーロということです。彼は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で有名になった車デロリアンのボディーデザインも行った人です。
デザインを見る限り、あのジウジアーロでさえアーロンチェアからの呪縛からは逃れられないということがわかります。それだけアーロンチェアが与えた衝撃の大きさを物語っています。
このコンテッサは僕も何度か試座したことありますが確かに素晴らしいワークチェアでした。ただこれも長く使ったわけではありませんので長期的に使用した場合には何とも言えないというのが正直なところではあります。※全てのイスにいえることです。
またアーロンチェアに関しても当然試座したことはありますが、こちらも所有したことがないため長期インプレッションは正確にはお話できません。が座ってみた時は、なるほどこれがアーロンが与えた衝撃か、という座り心地であったことは間違いありません。
ワークチェアの世界では既にこのアーロンチェアがスタンダードな存在になってしまい似たような商品がたくさんあるので、実際に座ってみてもそれほど驚愕するような座り心地ではないかもしれません。
しかし発売当初はいろいろな意味で驚くべきものを叩きつけた存在だったのではないでしょうか。今では当たり前になっているメッシュ素材の座面を世界で最初に開発したのはこのアーロンチェアだったのです\_(*•᎑<*)✧!
アーロンチェアを世に出した二人のデザイナー。ビル・スタンフ(左)とドン・チャドウィック(右)©️HermanMiller
さて話が遠回りしましたが、、
じゃあ僕がなぜ伝説のアーロンチェアでなく同じハーマンミラー社のセイルチェアにしたかというと、いくつか理由があります。
・僕の狭い作業場に置くにはアーロンはゴツすぎる。対してセイルチェアは全体的に
コンンパクト設計で威圧感がない。
・僕が行っている作業上、背もたれは低い方がいい。※シルフィーもローバック仕様。
・上記と同じ理由からヘッドレスト(枕みたいなもの)は不要。
※このヘッドレストはアーロンチェアも最初から無い仕様です。
・背面上部の幅がセイルのほうが細くてコンパクト。疲れた時に両腕を広げたり伸ば
したり首を回したりといったストレッチが瞬間的に容易である。このことは僕にと
って何気に重要な要素。
・座面の前後調整が任意で可能。
※見落としがちだがアーロンチェアはこれができない。←自動で動く機能はあり。
・背面がメッシュ素材。シルフィーでその効果を実感しているため(蒸れない)。
・"座りたい" と思わせる洗練されたスタイリッシュで美しいデザイン。
・値段がアーロンの半額くらいで購入可能なうえ機能的にはほぼ同等。
・前傾チルド機能があり、セイルは前傾の角度(約10°)がアーロン(約5°)より倍くらい大きい。
・ハーマンミラー社がえっ?というような悪いものを作るとは考えにくい。
といったところでしょうか。で実際に何度も可能な限り長い時間試座して決めました。といってもじつは知り合いから安く譲ってもらいました。ハーマンミラーのワークチェアの中でも安いほうですが、新品で約10万円はさすがにちと高い。
「前傾チルド機能」についてですが、これはPC画面に向かって文字入力(タイピング)したりネットサーフを長時間行いながら仕事を行う人たちにはむしろ不向きと言われている機能です。
逆に手描き作業が主な仕事や趣味だったり、前方に向かって細かい手作業などを行うことが多いユーザーで、同じ作業を集中して行いたい時は前傾が有効とされています。
僕は正にそれで、この機能を最終的に使わないとしても保険で付けておきたいものでした。特に先述の通りシルフィーの前傾機能が思うように使えなかったのでこれには思い入れがありました。
ファッションデザイナーのコナー・マックナイト氏が本当に作業場でセイルチェア を
使ってるいるかは不明ですがこういった作業には向いていると思います。
あとこのセイルチェアは見て分かる通りボディ背面にフレームがありません。体をひねってストレッチなどをする際これがすごく効果を発揮します。体と一緒に背面も一緒に曲って(しなる)ついて来てくれるからです。
しかしイス背面のフレームを除外するってかなり勇気いることだったと思います。
セイルチェアをデザインしたイヴ・ベアールさん。後ろ姿だけど。
こちらはハーマンミラー本社のオフィスらしいです。てかなんて開放的な空間なんでしょう..
とはいえ、現時点でそんなお気に入りであるセイルチェアのユーザーである僕でも、完璧にその出来に満足しているわけではありません。贅沢な話ですが。。
座面については今のところ"とりあえず"クリアできたのですが、次は背面の背もたれについてです。
長時間使っているとやはり多少違和感を覚えます。シルフィーの時は逆に背もたれは非常に気に入っていました。うまくいかないものです。
シルフィーのメッシュ背面(背もたれ)。
シルフィーを使ってた昨年1月ごろ。
でセイルチェアの背面もいいにはいいのですが、長時間使っているとこう密着感がもう少し欲しいと思うようになりました。贅沢な話ですが。。
セイルチェアの背面素材はメッシュではあるのですが、シルフィーやアーロンチェア とは異なるエラストマーという弾力性のあるゴムに近い少し硬い素材です。でこの素材の密着感というか"ホールド感"が少し物足らないのです。贅沢な話ですが。。
で、どうしたもんかと思案しながら車を運転していたら、答えはその車のシートに着けていたあるモノにありました。こんな近くに!
それが何かと申しますと、いわゆる100円ショップで売っている腰をサポートするた
めの
メッシュバックレスト
MESH BACK REST
というものです。
皆さん、これ100均といってバカにするなかれ。皆さん、これかなり丈夫でしっかりしたモノなんです。
最初買った時は気付かなかったけどちゃんとイスの写真もある。
車のシートもワークチェア同様すごく重要です。特に僕のような腰痛持ちには。でこれを付けたのはもう何年も前(たぶん4〜5年?)だったと思います。
カー用品店にもしっかりしたモノが売ってると思いますが(未確認)、最初だから試しにと100均で購入したものがずっとそのままシートに装着されたままになってます。
でも長年使っていたので
さすがに固定用のゴムが伸びきってます..
で新しいものでゴムが伸びる前のもの。
で新しいものを早速セイルチェアの背面にも取り付けてみたのです。
写真からも分かる通りイスに取り付けると
縦に二本のナイロンベルトが強く張ってあるため
メッシュが背面からこれだけ空間が空きます。
で座ると真ん中の部分だけ見事に密着するしかけです。
この縦に張ってある二本のベルト、
これがキモでとても丈夫なのです。
これによって耐久性が増しているんです。
110円なのに。
しかも圧巻なのは、
背面にもたれかかると
左右の盛り上がった部分が
ちょうどいい具合に背中の両脇を
ギュッと絶妙に締め付けてくれるんです。
これがめっちゃ気持ちいんです。
すごい安心感なんです!
このなんともいえない独特な
浮遊感!
これは自分が知る限り
他のどのイスにも無いもので
今のところ腰にほとんどストレスを感じません。
おそらくイス単体でこれと同じことを行うのは
かなり難しいのではないかと思います。
実はシルフィーにも同じような
「バックアジャスター機能」
というのが付いているのですが、
それより効果がかなり大きいのです。
シルフィーのバックアジャスター機能。
またワークチェアには
ランバー(腰椎)サポート
というものが付いていることがあります。
これは標準装備だったり、
オプションだったりします。
このランバーサポート、
アーロンチェアは標準で、
セイルチェアはオプションです。
このサポート機能は
通常背もたれの後ろ側から
ぎゅっと押し付けるような
スタイルになっていることが多いです。
この100円のバックレストは逆の発想で、
背もたれの内側に取り付けて
背中をバックレストにあずけるだけです。
なので押し付けられてる
という圧迫感がまったくありません。
それでいて安心感のある
ホールド感が生まれます。
はっきりいってこれはもう
目から鱗です。
今風に言うと
神
です。
バックレストの発想↑ 井上明香さんのイラストお借りしましたm(_ _)m
たったこれだけのことで、
たった110円(税込)だけの投資で、
こんな快適なチェアライフを過ごせるとは
いったい誰が予想したであろうか!
しかも、
これなら座りながら一瞬で
簡単に上の方にズラしたり
↓
下の方にズラしたりして
自分好みの場所に簡単に移動できるのです!
↓
はっきり言います、
これならもう
アーロンチェアはいらない。
冗談抜きにそう思います。
仮にアーロンチェアを買ったとしても
自分はきっとこの110円のランバーサポートを
絶対に使うに違いない。
今のところそう思います。
でこの使い方してる人って他にいないんだろうかと思い少し調べてみたら、やっぱけっこうな人数の方がいて「神!神!」言ってて笑ってしまいましたw
そりゃそうだ。この安さでこの効果です。使って合わなくてもまったく痛くも痒くもない金額です。イスだと買って合わなかった場合でも高額なため直ぐに買い換えるというわけにはいきませんから。
で試しにこれをシルフィーや他のイスにも装着してみたのですが、決して悪くはないのですがセイルチェアとは微妙に感じが異なりました。
たぶんセイルチェアの背面に使われているこのエラストマーという独特な素材(硬さ)とのマッチングがことの外良かったようなのです。これは偶然とはいえ僕にとってはミラクル棚ぼた的な出来事でした。
だからこれはもう騙されたと思ってぜひ皆さんも試してみてください。各家具メーカーの方々はあまり嬉しくないことかもしれませんが。。
普通のダイニングチェアでも試してみたらこれもなかなか快適でした。
話は少し戻りますが、何度も言うようにワークチェアというのはお店で短い時間座っただけだは正直完全にはその効果やデメリットがわかりにくいです。実際に購入して長く使ってみないとそのパフォーマンスは実感できない性質のものだと思います。
よく動画サイト内で大量のワークチェアを比較ランキングしている人たちがいますが、そういった意味ではあくまで表面的な参考にしかならないと思います。比較しているイス全てを実際に最低三ヶ月から半年くらい使用しているのであれば信憑性はあると思いますが。
その意味からいっても、むしろ一つのイスを実際に購入して数ヶ月から一年後のインプレッションを公開している人の方が信用できます。ということを僕はシルフィーで学びました。
中には広告がらみっぽいのもあるはずなのであまり信用し過ぎないほうがベター。
あとそもそも論ですがどのような高性能なワークチェアであっても、地球上に重力というものが存在する以上は数時間座り続けてすべて快適完璧に感じるものなんてないと思います。というより物理的に作れないはずです。この事を理解した上でワークチェア選びをするべきだと思います。
で最終的に僕が一番いいたいことは、ワークチェアの場合は
必ず用途に合わせて選ぶ
ことが何より大事だということです\_(`o´)ココココ!
例えば動画サイトや映画などを長時間リラックスした姿勢で観たいという方にはそもそも本格的なワークチェアは向いてないということです。
なぜならきちんとした姿勢でイスに座り、デスクワークを集中して行うことを想定して作られているからです。アーロンチェアはその代表的なワークチェアだと言われています。つまりリラックスカウチ的なものではないのです。このことはすごく重要です。
このようなスタイルではそもそも向いてない。イラストお借りしましたm(_ _)m
だからかどうかわかりませんが、アーロンチェアもセイルチェアも後方へのリクライニング機能はありますが、リクライニングの途中で固定できないようになっています。同レベルの国産品ではあまり考えられないことだと思います。これはハーマンミラーという会社のワークチェアに対しての考え方の差なんだと思います。
特に最近では机の上でのネット閲覧やPC作業だけ行うといった機会が増えてますので、ユーザーたちのイスに対する考え方や求めるものが昔とは変わってきているんだとも思います。
僕個人的にはこのリクライニング固定機能がないことによってストレスを感じたことはまだありません。
むしろ逆に自分の体重に合わせて背もたれをちょうどいい硬さに合わせておくことによって、絶妙な量だけ後ろに倒れるくらいに設定し自然に前方へ戻るほうが快適ですし、理にかなっている感じさえします。
リクライニングの固定はそれほど重要な機能じゃない、と思う。
オークションやフリマサイトでもこのアーロンチェアやセイルチェアは、それこそすごい数の中古品が販売されています。つまり手放している人がたくさんいるということです。
自分の用途に合って満足できるイスだったら売りに出さずにずっと使い続けているはずです。特に購入後早い時期に売りに出している方は、おそらくその用途や使い方を間違って購入された方々なのではないかと思われます。
大量の中古アーロンチェアやセイルチェアが売りに出されている..
ということで大変長くなりましたが、特にワークチェアというのはそこに座る時間が恐ろしく長いので極めて重要なパートナー的存在です。
自分の経験上、それが自分に合ったイスか合わないイスかの指標は、2〜3時間座って作業した後にイスから離れてみて、腰や背中が痛くなかったり違和感がないイスは自分に合ったいいイスだと言えるかと思います。
あ、あとアームレスト(肘掛)は思いの外有効な機能です。シルフィーの時は無いものを購入したのですがセイルチェアは標準装備でした。これはタイピングしてても腕をサポートしてくれるのでほとんど疲れなくて、こんなに違うんだと思った次第です。人間の腕って重いんですね^^
あ、あとやっぱり将来的に環境が許せば、人並みにアーロンチェアを一度は使ってみたいですね^^
皆さんも試行錯誤し自分なりにアレンジもして最適な一脚に出会ってください。
そしてJ-WAVEにはアーロンチェアだけが残された。。
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今日も僕のブログを読んでくれてありがとうございましたm(__)m
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