何度目かのニンジンの失敗
前回の日記で
植えておいたニンジンに二たび
葉が茂った。何を意図して
葉が出たのかまったく判らない。
怖い。
と書いたのだが
今朝方見たら ニンジンから
葉っぱが消えていた。
しかも根っこまできれいさっぱり。
一体全体どういうことなのだろう
ハトやカラスが飛んできて
葉っぱを引き抜いていったのだろうか?
若葉をついばむのは判る。
しかし根元まで引っこ抜いて
どうするつもりだろう。
と思っていると
となりのプランターに
見たことのない葉っぱが生えていることに
気が付いた。
自分の想像ができないことが
立て続けにおこるとパニックを起こしそうだ。
ニンジンの失敗
11月に、放置したにんじんから葉っぱが生えて
どうしたらいいのか分からない、という日記を書いた。
http://ameblo.jp/otoko1/entry-10393078818.html#main
(上記参照)
その後、身の回りの忙しさ故、自分の事を優先させ
葉っぱの育成を放棄していた私。
外に置いてやるから、雨水夜露でも吸って
勝手に生きてくれ、とニンジンを冷たくあしらっておいた。
すると真冬の寒さからか、
私の愛が枯渇したことを感じ取ったのか、
ふさふさと緑に茂っていた葉っぱは茶色になり
ダシを髄まで取った鶏ガラのような感じで萎れていった。
葉っぱの残骸を触ると、ばらばらと崩れ、
朽ち果てたという言葉がぴったりだった。
ゴメンなニンジンの葉っぱよ。今度もし生まれた変わった
ならばもっと甲斐性のある新妻の台所にでも行ってくれな。
で、甘ったるいシチューの具にでもなってくれな。
できの悪いハンバーグの付け合せの
バターソテーにでもなってくれな。
小さな家庭を切り盛りしようと奮起する旦那さんの
栄養にでもなってくれな。
お前はベータカロチンはきっとスペシャルだぜ。
などとは微塵も思わず、
プランターの土に半分だけ埋まったニンジンすら
放置し今に至るわだ。
あれから4ヶ月たった昨今、思い出したかのように
ニンジンの棺桶(プランター)に目をやり驚いた。
再び葉っぱが出ているではないか!!
本体のニンジンはもはや食品としては機能していない。
この葉っぱは何の為に生えてくるのだろうか?
根菜というくらいだから、我々が本体と認識している部分は
根っこの役割をしているのか。
今後花を実らせ花粉を飛ばしたり種を噴射したりして
(私はニンジンの繁殖方法は全く無知なのだ)
家の周りをニンジンだらけにするつもりなのか。
これぞ生命の業だと思う。
しかしここまで生命力溢れると不健全な
エネルギーの存在も邪推してしまう。
私への復讐心だ。
人間は、前向きな思考から成長できる生き物だと思うが
その反面、ネガティブな思考や復讐心で人格を変え
のし上がれる生き物でもある。
仮に、このニンジンがネガティブな生命力で
繁栄しているとしたらその矛先は、
育成を放棄した私に向けられる。
漫画『ドラえもん』で、
小さな木に人格が生まれ、
そいつとのび太が友愛を育む。
宇宙から、自然虐待する人類に復讐を目論む木々が
船に乗ってやってくるのだが、
のび太と仲良くなった小さい木が、
「自然に優しい少年が地球にはいるんだよ。
復讐は止めようよ。まだしないでおこうよ」
と必死に訴える。
復讐心の固まりだった木々も
「そうかならば、しばらく様子を見よう」となり、
地球は、さまざまな内部問題を抱えつつも、
外部からの侵略無しに穏やかに回りつづける。
という話がある。
私のプランターにいるニンジンが、
もしもそういう役割を持った存在ならば
一番に叩かれることだろう。報復という名の下
公開処刑を喰らうかもしれん。
地球も二つ返事で侵略の方向だろうなあ。
そうなってしまえば「ごめんなさい」で済む問題では
ない事くらいは私でも判る。
こう考えるとニンジンの本体から生えた葉っぱが
仲間を呼ぶための電波を送信しているアンテナに
見えてくるから不思議だ。
思い切って捨てちまおうかな。
恋愛における失敗
しばらく前の話だが
僕の恋愛対象者である女の子の
誕生日会を祝う為、サプライズなケーキを
買いに行った。
今まで付き合っていた人物とは
付き合う前にこういう行為を行なうことなく
結ばれていたので、初めてに近い行動だった。
今となって思えば幸せと不幸せは
背中合わせだと感じる。
スムーズに出来たというのは、いわば
学習なしに成功しただけの事であって
数年たって同じ事をしろといわれたところで
どうしていいのか分からなくなってしまうわけだ。
ケーキ屋でいろいろ物色しつつ
女の子の好みそうなトッピングや
その日のスケジュールと胃袋の要領云々、
さまざまな事を考えねばならぬのだな、と
この齢になって知った。
チョレートの板にメッセージを書いてもらう、
とか物凄く緊張した。
ひょっとして誕生日なんてなくて、自分の妄想で
こんなことやっているのでは?
などと恐ろしい妄想にとらわれたりして
もうなんというか胃の内容物を全部吐き出すんじゃないか
と思えるほどの緊張で。
この先、東京一週間とかそういう情報誌で
おしゃれなデートスポットとか研究せんばならんのだろうか。
それ以前に、ホットドック等でHOW TO KISSみたいな記事で
ベットインまでのスムーズな流れを、いや、もはやそれ以前に
『こういう女の子はこういう男の子がタイプみたいだゾ』とか
虫唾が走るような情報すら学習せねばならないのかもしれない。
なんとも情けのない話だ。


