こちらは加恵瑠神社。大通りには温泉神社がありますが、そちらは山形県の湯殿神社からご分霊して頂いてるそうです。こちらは観光客向け?のライトな感じですね。
ご神体の加恵瑠大明神。カエルは大きく口を開けるので蓄財とか、ジャンプ力があるので立身出世とかのご利益があるのだそう。ゲロゲーロつながりですが、下呂という地名は「下留」が転化したもので、奈良時代くらいには「しものとめ」だったんすね。今はゲロゲーロです。
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そして今回は初の下呂温泉体験。お宿のお風呂は「中湯」で、公衆浴場や足湯は「外湯」なのですが日帰りで中湯は懐が痛い。前から気になっていた外湯の「白鷺の湯」にセルフ誕生祝いで入ってきました。
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テルマエ・ロマエ感漂う裸婦像の向こうの道標にほっこり。有馬温泉と草津温泉はともかくローマとニューヨークてなんぞ。ローマは温泉があるからアリかしら。この裸婦像の下に無料の足湯があり、けっこう熱いです。
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( * ̄▽ ̄)v- さすがにお風呂は撮れないのでロビーのポスターなぞ。昔は下呂温泉のポスターは日本酒の黄桜のセクシー河童で有名な漫画家の清水崑氏の美人画でしたが、最近はこんな感じ。初めは違和感があったけど馴染んできました。
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萌え萌えでもなく適度に若い層に受けるいいイラストですね。何という人が描いてるんだろう。下呂温泉は美肌効果もあるそうで、最近のキャッチフレーズは「恋に効く温泉」になってます。白鷺の湯は大人は430円で、タオルとボディシャンプーとシャンプーのセットが270円。露天風呂ではないけど無色透明でほのかにとろりとしたお湯でした。硫黄のかほりはほとんど無いっすね。関節痛などにも効くそうで、腰に重点的にジェット噴射を浴びてきました。
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人生初の下呂温泉を堪能した後は大通りへ。JR下呂駅から大橋を渡って来ても近いです。大橋の下では益田川の河原に温泉が湧いていて、昔は普通におじさん達が入ってました。後に水着着用になったけど今は入れないのかな? 足湯のみかもしれません。昔は「おお入っとるわぁ」と眺めながら橋を渡ってましたね。大通りには江戸時代に湯治に来た儒学者の林羅山の像があり、上の方にはチャップリンのもあります。来たのかしら?
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更に攻めてきてる「ゲロゲロバターにひたるフィナンシェ」。下呂牛乳で作ってるのね? 単発のネタお菓子かと思ったらあとで店舗を見つけました。これも美味しそう。
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前に職場土産にしたうまい棒のパクリの飛騨牛焼肉版。飛騨牛は県民も滅多に食べられない輸出品ですキリッ!! ここは飛騨高山によくある串焼きを見かけませんが、代わりに味付鶏肉の「鶏ちゃん」を串焼きにしたり唐揚げにしてる店が多いすね。どちらかと言えば美濃国のソウルフードですが美濃白川町や黒川、飛騨萩原に製造元が多いです。
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伝統の貼り薬・下呂膏が入浴剤になっていた。正式名は奥田家下呂膏で、これと御嶽百草丸か日野百草丸が昔はたいていのお宅にありました。おじいちゃんちの匂いと言うか、漢方薬を美濃和紙に沁みさせた膏薬で、下呂の奥田又右衛門という接骨医が昭和初期に秘伝の膏薬を販売するようになったもの。昔は濃い茶色の油紙みたいで貼ると跡が残りましたが、改良を経て昔ながらの「黒の下呂膏」だけでなく「白の下呂膏」「緑の下呂膏」も登場しました。奥田家本店では入浴剤や美容液、アロマ製品も手がけてます。御嶽百草丸や日野百草丸は木曽の伝統的な民間薬で、こちらではドラッグストアでも売ってます。
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( * ̄▽ ̄)v- 食感は表面が薄氷のようにシャリッとしてて、中は柔らかいグミのよう。これを作るのは難しそうです。本物は違いますねぇ。