イワカガミを見て回り、ゆっくりと観瀑台に戻って11:30に引き返し。行きと帰りでは景色が違うのも楽しみです。こういう緑の中に入ると気持ちいいっすね。



 岩のつづら折れをやり過ごし、避難小屋の手前の川原で手と顔を洗ってサッパリしました。夏なら蒸れた足を洗い流すのも良いところで、道の脇なので出入りしやすいです。


 避難小屋を過ぎるとお気に入りの浅い淵。薄曇りでも日が高くなり、水が注ぐ斜め岩が銀色に光ってました。淵はこれからが楽しみです。


 下りは水と共にテクテク進む。ところどころに新緑に映える小滝がありよい道連れですね。


 橋から見える2つ滝の分岐瀑の方はやはり水がほとばしる様子がダイナミック。ここを岩魚が遡ったりするんでしょうかね、それなら跳ねる姿を見てみたいです。


 岩陰の直瀑は少し日当たりが良くなっていて、虹までは見えなかったけど下の小さな淵が光ってました。ほの青い色も見えてイイなぁと。


 行く時よりも淵が若干鮮やかに見えた和合の滝。滝つぼが深いので底は暗く、浅くなるにつれて鮮やかになるエメラルドグリーンが美しいです。男滝の下は水量が少ないのに、下ってきた水はこんなに豊か。ここは冬でも凍りません。


  シャクナゲもこれが見納め。来年は花のトンネルになる時期に来たいなぁ。なかなかタイミングが難しいすね。


 明暗がくっきりしてきたねじれ滝。これはまた別の沢から来る水で、登山道から外れたところにも渓流がありそうです。沢登りのガイドツアーなら行けるのかな? どこからどこまで進むんだろうと気になってます。


 長い階段を下りようとしたら、あーこれは何だろう?  小さな釣鐘状の花が少しだけ咲いてました。登る時に気づかなかったのと、ここでは初めて見る花でした。


↓これは三の谷登山道で見て、この二の谷でも1度見た事がありますがそれ以後は見ていないツリガネツツジ。これかと思ったけど違いますね。三の谷登山道は兜岩の下で二の谷登山道と合流しますが、そこに至る長大なつづら折れの上の方で咲いてました。これはまだ他の山では見た事がないので毎年気にしてますが、三の谷登山道は渓流や岩場が無くひたすら山道登りなので行く元気が(涙)  けど初登頂はそちらからでしたね。


┏( ; ̄▽ ̄)┓さらに階段の下り始めでひと株のイワカガミを発見しました。どこに目をつけてんだ私。行く時は階段を上り切ることだけに集中してて見落としました。ここにも咲くのか雷電!!(By魁!!男塾)


 ロング階段下りを済ませればもう安全地帯。行く時は序盤の小滝でも、帰りだとまた新鮮です。


 ああこれを浴びたい。真夏にはもっと切実にそう感じます。この下が落差7~8mで垂直に近いウォータースライダーでなければきっとやってる。気持ち良さそうですよね。


 木道の脇の名もなき淵も朝より鮮やか。晴天ならもっと綺麗なんだけどなぁ。


 めんぱ淵の上の小滝群まで下りてきた。まだ登っていく兄ちゃんの2人連れがいて、若い人はスピードが違うなぁと思いました。私はもう時間はあまり気にせずのんびり往復しましたね。


( * ̄▽ ̄)v- そして再会のめんぱ淵。うん、ちょっと日射しが当たってる。朝よりも青みがクリアで光ってました。


 今はまだ全体的に色が淡いけど、これからは水面ぜんぶに鉱物めいた光沢が出て絶えず色合いを変えるようになります。深いたころは黒から斑のあるエメラルド、溶けた翡翠。浅いところはアクアマリンのような水色のようで、グラデーションがとても美しい。ここは夏こそ至高です。


 乙女淵は日射しが来てなくて残念。ここの淵は単色ですが、透ける暗緑色がイイっすね。次の機会を楽しみにしています。


 遊歩道の出入り口のそばの浅い淵は新緑の色。あちこちで微妙に色合いが違うのが楽しいすね。


 キャンプ場まで無事帰還。ここはバンガロー群のそこここから水辺に下りられて水遊びできます。もう少し上流に安全で広めの場所があり、泳ぐには向かないけど素足で踏み込むと気持ちいいすね。砂利に苔が生えないところなのでそれも良しです。