(作るつもりが、あ〜あ…)
PCオーディオの音質が飛躍的に良くなった原因が、ガリウム電源の導入であった。
PCの電源部が「CPU専用」と「それ以外」の2つ分かれて、前から使っていた電源ケーブルの他にもう一本を新たに必要とした。
この時、電源ケーブルに予備がなかったので「それ以外」に使う電源ケーブルは「付属レベル」のケーブルを暫定で使って済ませた。
ところが、ガリウムの威力がことのほか凄まじく「このままで良いかぁ〜」ということで手付かず状態にしていた。
ケーブルのパーツを探すべく、いつものようにヤフオクを覗いてみたら…
ありゃりゃあ〜(見なきゃ良かったかも?)
普段は3〜4万以上でなければ落札出来ない(何度か諦めた)完成品ケーブルが安価で、即決価格も安価だったので思わず購入してしまった。(あ〜あ…)
それがコレ!
アメリカNORDOST社の最高級ODINケーブルと同じ線材を使用したという触れ込みだ。
にもかかわらずケーブルにNORDOST社とODINの文字がある…ということはニ◯モノということになる…(爆!
これがもし本物であれば、ケーブル一本100万くらいである。(本物はプラグも違うのでひと目でわかる)
んなもの、誰が買えるんじゃい!
実はNORDOSTのホンモノは下位グレードのものを実際に聴いたことがあり、独特の解像感と不思議な奥行きにヨダレものだったが、下位とはいえ一本40万ぐらいという価格に退却…
ということで、ケーブル作を作るという当初の目論見は消滅したのだが、予定通り「CPU以外」という間接的な場所で試してみるとしよう。
間接的とはいえ「付属レベル」のケーブルと入れ替えるので、違いというかキャラがある程度解るのではないかな?
では行ってみよう〜
…
むむ!あれあれ〜
けっこう…いやいや、かなり違うぞ!
艶感というか色気がアップ、音圧も上がってる。
繋いだばかりなのに、芯の強さがある。
カッチリしているのにうるさくならないのは、良質なケーブルの証しのようなもの。
以前聴いた下位グレードとは傾向が違うものの、このケーブルが只者ではないことだけは嫌でも理解できる…(まさか本物?爆!)
間接的な場所で使って、これだけハッキリと違いが出るのだから、使いどころを探ってみる価値は大いにありそうだ。
とはいえ、このまま外せないかもしれないが…
これは思いがけず良い買い物だったなぁ〜!
※ 数日後…
このケーブル、3本出品されて最後の一本に誰も入札なかったので、もう一本買ってしまったよ!(あ〜あ…)