2021年に子宮頸がんを発病

今は寛解し、ポンコツながら、看護師に復帰しています。 

 病気を患う方やご家族の参考になれば、幸いではありますが、そんな良い代物ではなく、ただの暇潰し程度に読み流してくださればよいと思います。


看護師なんかしてますので、昔チャプレンの話を聞く機会がありました。


『がん患者さんは、同じがんを患っている人でも頑張っている人もいるという話を押し付けられるのはイヤがる』


みたいなことを語られていました。


そのときも、そうだろうなとは思いましたが、がんサバイバーになってみて、よくそれがわかりました。


今は、寛解してますし、まだメンタルが安定してるので、がんを患いながらも頑張っている人のSNSや動画を観るのに抵抗はあまりありません。励まされます。


けれど、がんになったばかりのときや、治療の真っ最中は、極力『頑張ってる人』『前向きな人』の発信されてるものは、観ませんでした。



そんな人たちと自分を比較してしまい、自己嫌悪に陥ってしまうからです。真顔


頑張ること、前向きであることを貶しているわけでは、ありません。


人それぞれ、頑張ってる人の発信に励まされるタイミングがあるということです。


たとえば、がんになり意気消沈してる人に『末期癌でもこんな頑張ってる人もいるんだよ』って闘病動画や、どこからか知り得た話を押し付けるのは、あまり良いことではないとわたしは思うということです。

(そんな人あんまりいないとは思いますが)


 

 



 

 確か、上記の書籍の著者さんだったと思います。


非常に面白い講演で、素晴らしいチャプレンさんでした。


ちなみに、わたしはキリスト教徒ではありません。無神論者です。