以前ある方に
「祐可子さんて、『東京女子図鑑』を地で行ってるよね」
と、いわれたことがあります。
東京女子図鑑てナニ…と私は知らなかったのですが
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地方都市から東京に出てきた女の子・綾が、まず三軒茶屋に住んで、それから恵比寿、銀座、豊洲、代々木上原と引っ越しながら仕事と男と生活レベルをどんどんレベルアップしていくストーリー。
「東京、予約のとれないレストラン(「30歳までにデートで行けたらいい女」というネタになっているジョエル・ロブション)、
代理店の彼氏、
やりがいのある仕事、
六本木ヒルズ、
バージンシネマのレイトショー、
一泊二日の箱根旅行、
ハリー・ウインストンの婚約指輪、
幸せな結婚、
タワマンか都内一等地の一軒家……人生をコンプリートするアイテム」
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というお話だそう。
正直、最初聞いたとき、
「なんじゃそのキラキラ具合は! 私と全く関係なかろう!?」
…と思ったんですけどね。
自分を振り返ると、
「新潟から上京して結婚
最初に住んだのは、三軒茶屋徒歩5分
部長職の夫(当時)
デートにジョエル・ロブション(当時26歳…しかも複数回行ってる)
BMWのM3
やりがいのある仕事
ハリ―ウインストン…より高い指輪
一泊二日の伊豆旅行
幸せな結婚、出産
都内の庭付き一軒家(一等地の概念がわかんないけど、一応田園調布は近い)」
※ヒルズとバージンシネマは知らん。
…あれ??
確かに言われた通り、全部持ってるじゃん。
と思った瞬間
猛烈に恥ずかしくなってしまって…。
脳内で言い訳し出したんです。
その時はっと
恥ずかしい？？？
なんで言い訳してる？？
うん？
んんん？？
もうね、脳内キムタク登場したよね。
「ちょ、待てよ！おい！」って、出たわよ。
記憶からポン!と出てきたのは、両親や同級生の会話。
田舎の狭いコミュニティだからなのか、
人のうわさ話がともかく出てくる出てくる。
ブランド物などは、
「いいわねえ」と言う人と
「あんなの持つなんて、自分に自信がないからでしょ」と言う人と。
嫉妬
羨望
嫌味
ともかく目立つと、勝手なことを言われる。
それくらいで喜ぶなんて、大したことのない人間だと蔑まれる。
もう一つは、兄姉との関係。
私がするっと手に入れると
「祐可子ばっかりずるい」って、よく言われてた。
大好きな兄や姉に、私が豊かだと嫌われちゃうのか!と思ってた。
だから努力して手に入れるか、たまたまじゃないと手に入れちゃダメ。
トータルすると
楽々と手に入れると孤独になる。
手に入れたもの(特に高価なもの目立つもの)は、堂々と見せるなんて
品がなくて恥ずかしい！
みたいな信じ込みになってました。。。
いやーん！
私楽々手に入れたいのに！
すぐその信じ込みをかなぐり捨てましたけど…。
自分がなんとなく、目立ちたがらない理由もわかった気がします。
まーだこんな信じ込みあるんだー…とびっくり。
さっさと捨てて、さっさと豊かになろーっと!
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