卒業ピアノ
すると
決めたのは
1ヶ月前
ー間に合わないー
仕事、ピアノ
ピアノ 仕事…
眠る時間は
自販の横か
鍵盤の上
仕事でmiss
許されない
pianoでmiss
堕ちていく
けど
今年は
pianoで
卒業した
真勇(シンユウ)達 が
assist
そして
入院してる
キミからは
桜の栞が
挟められた
本が届く
信じられているから走るのだ。
間に合う、間に合わぬは
問題でないのだ。太宰治
ガンバレの
言葉よりも
想い言葉
それが
届くに併せて
キミは…
少しの眠りに
入る
***
曲は
今までの
集大成
plus
紅蓮華
当日
雪が降るのを
想定して
rukaが
monotoneの羽織
用意 周到 笑
weight
良い加減
ありがとう…
**
淡雪も粉雪 もなく
いつもと違う
当日
春麗
空高く見えたから
雨女のキミが
ここから消えた?
記憶 記録
全てを
脳に流す
音もなく
押し寄せる
感覚記憶が
邪魔をする
明けの
壊れた時間…
迷い
キミ探し
暴走
その左指が
触れたのは
silverバングル
音を止め
左手で
軽く締め
完結。
予行 休憩も入れ
10時間…
押え
跳ね
切る
繋ぎ
弾き
指、腕
身体 全てで
音と色を
魅せる
真勇達が
いなければ…
倒れていた、よ
もう一度
ありがとう…
*
最後に
この曲
来年は
もう
ない…から
僕は
時計の針を巻き戻すように。また
奏でる
この
会館に
pianoに
たくさんの
アイに
雫ためて…
ありがとう を
こめて