以前届いたのと似たような詐欺メールが届きました。手を変え品を変えても、詐欺メールとすぐに判るのに、愚かな連中です。

 

1.メール内容

1.1 メールヘッダ

2024/03/10(日) 09:35:09受信メールのヘッダ

From:     "Amazon" <info-888jhydskdhg@jiaweidb.com> 詐欺メールのサーバ
Subject:  【重要なお知らせ】Amazonアカウント情報の更新
 

詐欺犯のメアドから、一目でAmazonとは無関係と判ります。

Subject(件名)にしても、何を伝えたいのか不明確で、ビジネスメールとして落第ですね。詐欺犯に知恵を付けさせるのも癪なので、私は添削しません。不躾な表現や論理性を欠く内容、不自然な「てにはを」を感じさせるメールは、即ゴミ箱行きが吉です。

 

1.2  メール本文

以前紹介した下記の詐欺メールに似ています。

https://ameblo.jp/otohsan77/entry-12843046322.html

文面を少しいじっても、日本語の知識もセンスもない愚かな犯罪者の思惑通りに騙されてやるなんて優しい人は居ません。(居ませんよね😅)

2024/03/10(日) 09:35:09受信のメールを引用します。

---8<---ここから---

 [img:https://m.media-amazon.com/images/G/01/x-locale/cs/te/logo._CB485949097_.png]
Amazon: 正しいアカウント
※何のおまじないか知りませんが、常人は怪しさを感じます。
こんにちは 私のメアド  ※詐欺犯が自滅: Amazonは登録したハンドルネームで呼びかけます
       Amazonにご登録いただき、Amazonアカウント情報のアップデートが届きました。
申し訳ございませんが、お客様のAmazonアカウント情報を更新することはできません。
カードの有効期限が切れている、請求先住所が変更されているなど、さまざまな理由により、現在カード情報を更新することができません。
お客様の
認証情報が間違っており、アカウントを維持するためにお客様のAmazonアカウント情報を確認する必要があります。以下のアカウントにログインして、情報を更新してください。 ※このような不躾な言葉遣いをする相手を信用できません
[a:https://mtw.so/62GDHe]Аmazon ログイン ※詐欺サーバへのリンク
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
アカウントに
登録のEメールアドレスにアクセスできない場合 ※日本語になっていませんね
お問い合わせ: Amazonカスタマーサービス。
 お知らせ:
- パスワードは誰にも教えないでください。 
- 個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。 
- オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。
どうぞよろしくお願いいたします。
Аmazon
[img:https://www.amazon.co.jp/gp/r.html?C=3HU8CU68EVXXI&M=urn:rtn:msg:2023030817052798798aab60e142da96f1442794c0p0fe&R=LBGVFSM6HKLJ&T=E&U=https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FG%2F01%2Fnav%2Ftransp.gif&H=YAAGIJKISUDED712HI4BQAHOQ3AA&ref_=pe_1182862_177174382_open] 

---ここまで--->8---

 

セキュリテイがしっかりした会社にはハンドルネームや画像を登録でき、その会社からの連絡には登録したハンネや画像が示されます。これに対し、詐欺犯は誰もが入手できるメアドしか情報を持っていないので、メアドが特定の会社に登録された情報であるかのように見せかけ、信用を得ようと企んでいます。あなたのメアドが示されても、メールを信用できる根拠にはなりません。むしろ用心してください。

 

蛇足ですが、IPアドレスを表示して『お前の身元はバレてるので大人しく金を払え』という架空請求の言い掛かりも、接続先から簡単に知りうるIPアドレスを使って恐喝しているだけです。無視して接続を切るのが吉です。裁判所からの書簡以外は無視して構いません。

 

-以上-