建売に付いて来たインターホンが壊れて宅配の受け取りに難儀していたため、設置が容易そうなドアホンを購入しました。

 

1. 買い替え前のインターホン

建売に付いて来たインターホンはパナソニックのVL-A157SAXという、親機を壁に貼り付けたテレビカメラがない必要最小機能機でした。

親機が壁に貼りついていると、居間以外でインターホンに応答することは困難です。居間以外で呼び出し音を聞いてインターホンに出ようとして居間に駆けつけても、来訪者が去ってしまうこともあり、宅配業者に「ピンポンダッシュするな!」とクレームを入れたことがありました。

いつの間にか(子機までの配線を切ってしまったのか?)インターホンが使えなくなりましたので、妻から『テレビカメラが付いたインターホンを買おうか?』との提案があり、買い替えの決心が付きました。

2. 購入したドアホン

パナソニックのVS-VG562という、親機と子機の間がワイヤレス(無線)のテレビカメラとモニタが付いた機種を購入しました。以下の理由でこの機種を選定しました。

(1) 子機の設置方法が同じ

旧インターホンの子機が「JIS1個用」というスイッチボックスに設置されていたため、このスイッチボックスを利用できる機種なら、容易に機種交換できそうと考えました。

(2) メーカーが同じ

同じメーカーであれば、子機の設置方法に大きな違いはないであろうと考えました。

 

気になるお値段ですが、Amazonで 14,255円でした。

 

3. 設置方法

3.1 旧インターホン子機の撤去

本体止めねじを外し、本体を露出ケースから抜き取ります。この時、本体の配線も外します。

配線の線材の被覆は剥がれていますので、絶縁テープ(ビニルテープ等)で覆っておきます。スイッチボックス内に線材を貼り付けておくと、(途中で断線していなければ)有泉子機に戻す作業が楽になります。

 

露出ケースを止めてある小ねじうを外し、露出ケースを外します。

ところが、建売の工事業者はパナソニックの指示を無視して、旧インターホン付属の木ねじで止めてしまったため、(ネジ山が壊れたのか)ネジが空回りしてしまいました。ニッパーで木ねじを浮かせながらドライバを回してようやく外すことができました。

パナソニックの取説には、上図のように付属の「小ねじ」を使うよう明記してあります。

 

配線をスイッチボックス内に貼り付けておくか、スイッチボックス外へ撤去します。私は、線材を絶縁テープで覆って、スイッチボックス内に貼り付けておきました。

 

3.2 テレビドアホン子機の設置

子機を取り付けカバーから外します。

子機に単三電池を六本入れます

スイッチボックスに取り付けカバーをねじ止めします。

購入した製品には小ねじが付いていません。買いに行くのも面倒なため、建売業者が力業でねじ込んだ木ねじを再利用することにしました。(我ながら出不精には呆れます😅💦)

 

子機を取り付けカバーにはめ込み、底部のねじを締めます。

 

4. 使用感

4.1 利点

親機を持ち運べるため、例えば安心して用を足せます。

また、呼び出し音も下記三種類の中から選べ、ご近所の呼び出し音と変えて混乱をなくすことができました。

4.2 不満な点

録画を外部に取り出せません。録画を再生するには子機と通信する必要があり、子機を盗まれたら録画の意味がなくなります。親機に録画を残し、USBメモリなどへ取り出せるようにしてほしいものです。防犯カメラと併用することが改善策でしょうかねぇ😕

 

-以上-