GoogleChromeは有益な広告ブロック拡張機能を無効化して強制削除させ、勝手に怪しいエロサイトの広告を表示し、消そうとするとPCをロックして身代金を払わせる詐欺画面まで表示してしまうようになりました。セキュリティを低下させてまで有象無象の広告を表示させ、とにかく、広告がウザイ😠🖕

 

1.発端

FireFoxは開いているだけでメモリが消費され、勝手にディスクに怪しげなブツを書き込み100%占有し、CPUを目いっぱい使ってPCを殆ど動かなくする致命的な性能不良があるため、Google Chromeを使い始めました。

しかし、うざい広告をブロックする拡張機能を「Googleのポリシーに合わない」として使用できないようにし、削除を強調するようになっていました。その結果、まったく興味のない広告が夥しい数表示されるようになり、表示を減らすように設定しても全く効果なく、挙句にエロサイトの広告まで表示されるようになりました。こんなもの、孫子が見ている時に表示されたら恥ずかしいったらありゃしません。そこで、その広告をブロックしようとしたところ、「PCが乗っ取られました」画面が表示され、通常の操作ができなくなりました。

 

(1) MSを偽装

黒い部分では、Windowsのセキュリティ機能がウィルスを検出した旨ホザいています。これは詐欺犯の出鱈目で、このタブさえ終わらせれば何も問題ありません。Ctrl+Alt+Deleteキーで緊急メニューを表示させ、タスクマネージャを選択し、ブラウザ(ie.GoogleChrome)のプロセスを停止させれば、他のアプリに悪影響を与えずに済みます。もちろん、リブートでも、シャットダウンでも構いません。

ただし、ブラウザを再起動する際に「前の状態に復元する」ことは絶対にしないで下さいね。

 

(2) 詐欺サーバ

ロック画面の左下に、犯人のURLがありました。いくらMSだと言い張っても、このURLはMSじゃありませんよ。

 

(3) ロック画面の元凶

勝手にエロサイトが開いたので、家族に見られないうちに閉じようとした結果です。タブを閉じてしまうか、「←」でその前の画面に戻せば難を逃れたのだと思います。エロサイトの中をクリックするのは自殺行為でした。触っちゃだめ!

上記エロサイトのURLは、ロック画面のURLと同じサーバを示しています。つまりエロサイトは偽物で、「エロサイトを閉じようとしてPCがロックされた」とは言いづらいので、すぐに電話するだろうと「ない頭」で「すずめの涙ほども出ない」知恵を振り絞って考えたのでしょう。

また、タブに注目して下さい。エロサイトのアイコンがMSのWindowsのもので、ロック画面を表示する都合上エロサイトらしいものを表示できないのでしょう。

 

(4) エロサイト表示の元凶

いくらセキュリティが脆弱だとしても、いきなりエロサイトが開くとは考えづらいので、エロサイトから「←」で戻ってみると、元の窓がズームアップされ、次のようになっていました。なんで勝手にズームアップしたのか不思議でしたが、全体画像が見られるということは、元に戻すことなんだろうと解釈して「開く」をクリックしてしまったようです。

① 実行中のapurinoURLで正しい。

② 触った様な、触っていない様な記憶があいまいな広告 … 関心ないので消そうとした可能性大

③ 表示しないように設定しても表示されるGoogleお気に入りの広告 … 広告ブロックより大幅に劣化

④ ズームアップした犯人が表示したメッセージと思われる

⑤ 犯人のURL

犯人のURL中にGoogleの文字がありますが、こういうのは詐欺犯の手口で、信用に値しません。

 

夥しい数の広告、通知が表示されるのでどれが犯人か判りません。しかし、広告の中に容易に詐欺広告が紛れ込むようになってしまったことは否定できません。それはひとえにGoogleが広告ブロック拡張機能を無効化し、広告の数をわずかに減らす設定の提供のみに慢心し、有害広告を野放しにしたままという、セキュリテイ低下を招いたからに他なりません。

当面は、ウザイ広告は触らずに放置するしかありません。

MS Edgeはまだ広告ブロック出来るようですので、ChromeよりEdgeを使う方が無事かなと思案しています。

 

-以上-