いきなり寒くなりましたね〜
俺の大好きな秋という季節を
ゆっくり味わう間もなく
いきなり冬が来た、って感じで
なんだか寂しいなぁ…
皆さまは如何お過ごしでしょうか?
さて。
今年は本当にミュージシャンの訃報が
相次いでおります。
高橋幸宏さん、坂本龍一さん、
そして谷村新司さん、
もんたよしのりさん、
他にも俺より若いミュージシャンたちが
亡くなってしまわれたそうで…
まぁ自分も
もうそういう年齢に差し掛かっているので
他人事ではないぐらい
胸に迫ってくるものがあります。
そして突然また入って来た訃報が
大橋純子さん。
う〜ん…
これは自分で思ったよりも結構堪えました。
今は亡きジョーさん(柳ジョージさん)
のコンサートツアーでジョイント企画があり、
大橋純子さんとは
何度かご一緒させて頂いたんです。
本当に小さな身体で
いつもニコニコと素敵な笑顔、そして
とんでもなくパワフルな歌声、
初めてステージを拝見させて頂いた時に
とにかくすごく驚いたのを憶えてます。
何度かご一緒させて頂くうちに
食事や呑みなどの場面も増えてきて、
純子さんは俺のことを
「王子」って呼んでくださってました
(苦笑
気さくに声をかけて頂けるのは
もちろん有難いことですが、
ちょっとこれは当時
その場にいた他の皆さんにも
聞かれてしまうわけなので
まぁ相当恥ずかしかったんですけどね〜
そのご縁もあってか、
ちょうど20年前に大橋純子さんが
ミニアルバムをリリースするということで
どういう訳か
俺にもお声を掛けて頂きまして、
「You Are So Beautiful」
という
Billy Preston の名曲のカヴァーを
ガチンコでやらせて頂きました。
なにしろ歌とピアノのみ、ってことで
かなり緊張もしましたけど、
何しろ純子さんは
柔らかく、または切なく、時には
迫力のあるパワフルさもあって
ダイナミックで表情豊かな
本当に素晴らしい歌声。
思わすこちらが
聴き惚れてしまうぐらいでした。
俺としては自分の演奏について、
比較的上手くいったかな〜なんて
当時は思ってましたが、
後に改めて聴いてみると
あの素晴らしい歌声に対して
ちょっと俺の演奏が
小さくまとまり過ぎているような感じがして…
肝心の大橋純子さんには
気持ち良く歌えて頂けたのだろうか?と
ふと疑問に思ったこともあります。
また何処かでお会いする機会があれば
勇気を出して伺ってみよう、なんて
思ったりもしてたんですが、
それも叶わぬうちに
今回の訃報に接することになった、
というわけです。
それでも、
とても貴重で光栄な場面に
立ち合わせて頂きましたことを
今も心より深く深く感謝している次第です。
時が経つ、ということは
致し方のないこと。
もちろんよく分かっているつもりでも
こればかりはどうにもならない。
闘病されていることも知らずにいて、
本当になんだか申し訳ない思いばかりが
募っております。
ともかくも
どうか安らかにお休みください。
そして
心よりご冥福をお祈りいたします。
そして俺にとっては今年もまた、
大好きな大村憲司さんのご命日が
近くなってきました。
季節の変わり目とはいえ
かなり突然の冬の訪れ。
皆さまも十分に体調管理、
気を付けてくださいませね〜