譜読みの段階で、間違えた音を

覚えてしまったために、

なかなか正しい音に直らない生徒さんがいました。




こういうとき

いつも私は"あたまの神経回路"の話をします。





新しい音を覚える、とか

新しい指の動きを覚えるとき、


目で見た楽譜の情報が

頭に送られて、

それをもとに、頭の中で

"神経回路"が作られるんだけど、


頭に送られた情報が間違っていると、

間違えた回路が作られちゃって、

何回弾いても間違える、ってことに

なっちゃうんだよね、

発注書みたいな感じかなー、




とここまでお話したら



「知ってる‼︎発注書、お母さんがお仕事で

よく使ってるやつ‼︎」


と話してくれたので、呼び名を"発注書"に決定!!



新しい発注書を

また頭に送ってあげると、

頭の工場の人たちがそれを見て、

新しい回路はこうだよー、と

頭の中のみんなに伝えてくれるよね、

それがみんなに伝わったら、

間違えなくなるよ、とお伝えしました。



発注書を何回も送らなくていいように、

はじめの"音読み"はとっても大切です。



今週の練習は

「頭に正しい発注書を送ること」

に決定音譜


生徒さん、新しい発注書送れたかな?





ピアノでは、"間違える"時には

必ず原因があります。

それは、練習不足のせいではありません。

(練習不足なだけのことも、たまにはあります)


もし、お子さんが同じところで

間違える、という場合は、

練習不足でしょ‼︎と言う前に、

ぜひ原因を一緒に探してあげてください。






何回も練習して弾ける、というのは

丸暗記に近い状態になってしまうため、

原因を見つけて、どうしたら良いか一緒に

考えること、

それをもとに練習の方法を考えることを、

私の教室ではとても大切にしています。





魚の動画を主人が撮影しているとき、

ちょうど私が練習中で、

BGMみたいになりました爆笑

セカセカなBGMになっちゃったな…










長野県松本市 

おと・はなピアノ&リトミック教室

現在は、対面レッスンと

オンラインレッスンの両方とも行っています。

 

 

 

 

 

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