久石 譲 (ひさいし じょう) さんと
養老 孟司 (ようろう たけし) さんの
対談
「耳で考える・脳は名曲を欲する」
の ご 紹介 です。
久石 さん は、ジブリ 映画 の
「となりのトトロ」
とかの すばらしい 作曲家 です。
前回 の「NHK アカデミア」で
ご 紹介した 久石さん の 言葉、
「いかに、我々 (われわら) は
自然に 生きていくのか?」
そんな「 自然 」に ついての
話 で、この対談は終っています。
◇ 200ページ から。
〈 中 略 〉
【 久 石 】やっぱり
「 野生 の 思考 」的 なものを、
いま 1度 見直 (みなお) すべき
かも しれませんね。
レヴィ = ストロース の
『 野生 の 思考 』(みすず書房)
などが 言っていたのも、
人間 は 本来 敏感 (びんかん) な
反応が できた はずで、
どれだけ そうした 感覚 を
持って 生きているか が
肝心 (かんじん) なんだ
と いう こと でした。
今、明 (あき) らか に
感覚 と いうものが
衰退 (すいたい) の 道 に
入っている。
我々 (われわれ) の アンテナ が
鈍 (にぶ) っている。
そのこと による 問題 が
さまざま な ところに 出ている。
やはり 野生 の 思考 に
戻 (もど) るというか、
本来、人 の 持っている
ものに 回帰 (かいき)する
ような 日々 の 過ごし方
というのを 考え 直 (なお)
さないと いけない
ん じゃない です かね。
【 養 老 】そういうこと。
文部 科学省 は
「 生きる 力 」と いいました。
言葉に すれば そういうこと
なんだけど、
ぴん と 来ないでしょう?
今 の 人は 生きているという
感じが 見えないんです。
自然に 入って いくこと が
感覚 の バランス を
取り戻 (もど) す ことになる、
と いうこと を
言いたいんですよ。
〈 以上で 対談は 終わる 〉
□ 参考 文献
「耳で考える・脳は名曲を欲する」
著者
久石 譲 (となりのトトロ
などの 作曲家)
養老 孟司 ( 東京 大学 名誉 教授)
角川書店 発行
https://www.ghibli.jp/works/totoro/
対談
「耳で考える・脳は名曲を欲する」
の ご 紹介 です。
久石 さん は、ジブリ 映画 の
「となりのトトロ」
とかの すばらしい 作曲家 です。
前回 の「NHK アカデミア」で
ご 紹介した 久石さん の 言葉、
「いかに、我々 (われわら) は
自然に 生きていくのか?」
そんな「 自然 」に ついての
話 で、この対談は終っています。
◇ 200ページ から。
〈 中 略 〉
【 久 石 】やっぱり
「 野生 の 思考 」的 なものを、
いま 1度 見直 (みなお) すべき
かも しれませんね。
レヴィ = ストロース の
『 野生 の 思考 』(みすず書房)
などが 言っていたのも、
人間 は 本来 敏感 (びんかん) な
反応が できた はずで、
どれだけ そうした 感覚 を
持って 生きているか が
肝心 (かんじん) なんだ
と いう こと でした。
今、明 (あき) らか に
感覚 と いうものが
衰退 (すいたい) の 道 に
入っている。
我々 (われわれ) の アンテナ が
鈍 (にぶ) っている。
そのこと による 問題 が
さまざま な ところに 出ている。
やはり 野生 の 思考 に
戻 (もど) るというか、
本来、人 の 持っている
ものに 回帰 (かいき)する
ような 日々 の 過ごし方
というのを 考え 直 (なお)
さないと いけない
ん じゃない です かね。
【 養 老 】そういうこと。
文部 科学省 は
「 生きる 力 」と いいました。
言葉に すれば そういうこと
なんだけど、
ぴん と 来ないでしょう?
今 の 人は 生きているという
感じが 見えないんです。
自然に 入って いくこと が
感覚 の バランス を
取り戻 (もど) す ことになる、
と いうこと を
言いたいんですよ。
〈 以上で 対談は 終わる 〉
□ 参考 文献
「耳で考える・脳は名曲を欲する」
著者
久石 譲 (となりのトトロ
などの 作曲家)
養老 孟司 ( 東京 大学 名誉 教授)
角川書店 発行
https://www.ghibli.jp/works/totoro/