ピアノを習い始めのレッスン導入~初心者さんの「手ほどき期」を超え、初級レベルあたりになってくるとレッスンのスタイルを変えていくようにしています。
初心者さんは、自分が弾き終わると
「今の演奏はどうだった?」
「合格?」
真っ先に私の評価を問います。
逆に、私から
「自分ではどう思う?」
と尋ねると
「完璧❗✌️✨」
「ちょっと間違えた」
と、ミスの有無だけは報告してくれます。
もちろん最初のうちはそれで良いのですが、いつまでもそれでは困ります。
私が質問しているのは
「自分の思い描くイメージ通りに弾けたのか?」
「うまくいかなかったのなら、本当はどんな風に弾きたかったのか?」
ということだからです。
そういうことを聞いても、

首を捻る生徒の多いこと💦💦



いつまでもこれではマズい‼️
焦ります💦💦

生徒さん自身が自分の出したい音のイメージを抱き、そこに近づけるよう手助けをするのが私の目指すレッスンのあり方です。
「先生が言った通りに弾く」指示待ちレッスンの受け方は、一刻も早く卒業していただきたいと思っています。
とにかく毎回、毎回、質問します。
「今の演奏はどうだった?」
「自分のイメージ通りに弾けた?」
最初ははっきり答えられず首を捻っていた生徒さんにも、毎回、毎回、しつこく、しつこく聞き続けていくと
すると、
「ここがちょっと…もごもご…」
と言うようになります。
そして、
「本当はどう弾きたかったの?」
という質問に答えられるようになってきます。
それだけでグンとレベルアップします。



この成長が何より嬉しいのです。


