先日、実家を片付けていたら亡き父の日記のようなものを見つけました。日記というより覚え書きのようなものです。
私がまだ学生の頃、父が交通事故に遭いまして、骨折して入院していたときにメモ帳に書いていたものです。ほとんどが治療内容や経過に関するものでしたが、そこに私の名前もときどきありました。
今日は尚子が水羊羹を持ってきた
今日は尚子がみつ豆を持ってきた
今日は尚子が○○を持ってきた
ほとんどお見舞いの記録です。(笑)
入院中に私のピアノ発表会があったらしく、どうやら父は外出許可を取って聴きに来てくれたようです。(私は何を弾いたのかもまったく覚えていませんが💦)
一部は年少者にして尚子の幼少の頃を彷彿した。
二部は流石。尚子は少しトチるもまずまず。聴く方も緊張し、疲れる。が、音大生の演奏に至りて一驚す。同時にこれほどまでに来たるはどれほどの演習を経すやと思うと恐ろしささえ覚ゆる。
尚子の前途に祝福あれと祈るのみ。
言葉づかいがちょっとアレで…💧
いつの時代やねん！(笑)(笑)
突っ込み入れなから泣きました。
泣くでしょ。これは。
父ちゃん
ありがとう❣️😢😢😢
先日、教室の発表会が終わったところで、今さらかも知れませんが、発表会というのは…
この1年で練習してきたことを発表する場です。上手に弾けるように頑張る、成果を発表することはもちろんです。
でもでも…
先生に言われたことを守って、間違えずに弾くことが目標ではありません。
自分の応援団(お父さん、お母さん、おばあちゃん、おじいちゃん、お友だち、兄弟姉妹。応援してくれる人たちに)感謝を伝える場として精一杯のパフォーマンスをする場なのではないでしょうか。
生き生きと楽しんでいること。その姿を見ていただくこと。
そして、ご家族もその姿を見届ける場なのだと思います。
私も、父があの世から見守ってくれていると信じて、これからも頑張っていきます！
