18年前の悪性リンパ腫になった時のことと、今回乳がんになったことを同時進行で書いてる。
18年も経つのに、意外と覚えているものなんだなぁ…って思った。
胸腺腫かもって言われて、悪性じゃない可能性が高いことに喜び、悪性リンパ腫だと確定してどん底に落とされて。
でも、治療方法があることに感謝して。
当時2歳の息子を残して死ねないよ…って、毎晩1人で泣いて、身内の前ではへっちゃらな顔して。
よく壊れなかったな…って思う。
今は離婚して他人がさらに赤の他人になったけど、それでも当時は旦那だったわけで。
だからといって、支えになるような旦那ではなく、唯一の救いは、「月2万円以上医療費がかかったら、その分は会社負担」っていう職場に勤めていてくれたことかな。
それ以外は、私の闘病において、邪魔な存在でしかなかった。
いなければ、自分の事だけでいいのに…と、何度思ったことか。
免疫が落ちているときのトイレ掃除、代わってしてくれればどんなに助かるか…。
闘病記にするつもりだったけど、私が歩んできている人生を書き残すという意味で、旦那との事、看護学校受験、看護学生時代…とか思いだして書いてもいいのかもしれないね。
…っていうのも、私がいつか乳がん再発したりして、また事故とかでこの世からいなくなったとき、息子は私のスマホを触り、このブログやFacebookにたどり着くと思うんだ。
その時に、日記代わりに書きたかったブログを読んで、離婚した原因とか、大変だった闘病を含む私の人生だったけど、それなりの楽しんで生きていたよ…って思ってほしいなって。
「生きていたって、いいことなんて何もない」
という高齢患者さんが多くて返答に困ったりすることが多かったけど、私はまだ40代で。
これから最後の出会いもあるかもしれないって思っていた中での乳がん発症で、恋愛すら許されなくなった。相手を私の人生に巻き込むわけにはいかないから…。
ほんと、生きていてもいいことはないよ?
ても生きていると、不思議なんだけどやりたいことが大小様々出てくる。
すべてができるわけじゃないけど、できる範囲のやりたいことをどれだけできるかを試すために生きてもいいのかもしれないね。