夜色アナフィラキシー
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まっくら

まっくらで
なにもみえない

ぼんやり白い影
あれは 誰?





聞き慣れた声
あのときと何も変わらない
誰かの声を聞くだけで
こんなに涙が出るなんて

頼ってしまって
ごめんなさい
でももう
これで最後



こんなにまっくら
右も左もわからない
誰かを頼って
手探りですすんでいるよ

いまはたちどまっている


輪廻

また、また同じ事の繰り返し

私は幸せになんて、なれない



数えきれないほど囁かれた嘘
数えきれないほど叩きつけた嘘


金属臭い私の手では
誰も救えない
誰も愛せない


自分に言い聞かせて
何度も 何度も
そうして夢遊病の兎は
深い夢を見続けるのです



誰かと笑って
愛し合ってすごす夢を



会いたい
会いたくない
独りはこわい
独りになりたい
嫌われたい
嫌われたくない

葛藤

また同じことを繰り返すつもりなのか
いい加減学習したらどうだい


記憶の淵で あの人が笑ってる
あの人は… 誰?

あぁ なんだか少し 眠いんだ
考えていたら疲れてしまった
少し眠ろう 絵も描き終えたし
眠ってそのまま 目覚めなければいいのに。


もう一度 ビロードのような
あの毛並みに触りたい

私の
黒い犬










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