音更の冬~過去最強寒波 | 音更町物産協会

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おとふけミニ情報

今日も快晴、十勝晴れ音更町。先週から過去最強寒波という北海道でも耳慣れない言葉で最低気温ばかりが注目されています。しかし、今年の音更町(駒場)のマイナス20度越えは12月から数えても6回目、最も寒い気温は2月9日のマイナス24.9度でした。昨年は12月~2月14日までで8回ありました。2月いっぱいの合計で15回ありました。今年のマイナス20度越えは少ないんです。 

 

しかし、今年が何より寒いのは午後イチの日中最高気温が例年ならマイナス2度から4度くらいなのに、今年はマイナス4度から8度と日中の気温が倍の寒さになっています。晴天でも外で過ごすと肌を刺す冷たさです。当然、水道凍結、灯油使用増、車のエンジンがかからない、車暖気運転の燃料増、、家畜の凍傷や風邪などの被害が発生しています。一方、樹氷、霧氷、ダイヤモンドダスト、ジュエリ-アイス、アイスバブル、サンピラ-、アイスフロスト等、しばれがきついときれいな景色も増します。

 

今年は雪が少なく、風で畑の土がむき出しの所も、この寒波で土壌凍結が深いかもしれません。一方、凍結が深いため野良イモ(掘り残した芋が芽を出して雑草化)の発生が減るとも言われています。日の出は早く、日の入りも遅くなり始め太陽の光も柔らかさを感じます。道路や屋根の雪も解けはじめ春はもうすぐです。もうじき甜菜(ビ-ト)やブロツコリ-等の苗づくりのハウス作業が始まります道の駅おとふけの隣の「よつ葉乳業十勝主管工場」も寒い日ほど朝から水蒸気がモクモと上がっています。

とにかく、降雪量の帳尻合わせのドカ雪だけは来てほしくありません。

過去最強寒波も今日のバレンタインデ-を境に終わりそうな感じです(staff:ao)