こんにちは。


おとだまの会の竹川です♪



今回、ベートーヴェン、ソナタ8番第1楽章を演奏させていただきまして

ベートーヴェンの弾き方、ベートーヴェンの伝えたかったことをどう表現するべきか



主題労作
第1主題と第2主題は性格が違う
展開部は発展させたもので
再現部は転調させる



など言葉ではしっかり理解していても、果たしてそれを演奏にどう表すのか。





8番はその強烈な始まりとイントロの長さで、主題を忘れがちになりやすいこともあり


よーく見てみると半音進行、ドミナント進行以外にもシンコペが多用。


属和音→主和音の後に続く減七の連続。


曲中に多用されている減七の在り方は、ベートーヴェンの強いメッセージ。


特に最後のグラーヴェの減七の連続と休符。



私は練習中からいつもこの部分を弾くときに胸が締め付けられ目頭が熱くなっていました。

このような効果を生み出すベートーヴェンの創作力の素晴らしさ

本当に本当に、ベートーヴェンは人々に感動を与え、心を揺るがせる音楽を作るためにこの世に生まれた人です。





さて、主題提示の後、確保は確保であり、やはり確保の役割があるだと。



全部を盛りだくさん、熱く演奏しがちな8番ですが、

そうではない。


です☺



バッハ、ベートーヴェン、やはり日々のライフワークに欠かせないと再確認できました。



ベートーヴェンソナタを練習される際のご参考になればむらさき音符


さてさて、次はおとだまの会のコンサート。おとだ伴奏練習をしなければ。