父が20年前に他界し
その後、私が結婚して家をでてから
母はずっと一人暮らしをしていました
でもひと月の半分くらいは私たち家族と一緒でした
母は高血圧と心臓で20年以上病院にかかっていました
昨年夏頃から「最近だるくてね、、、」と横になることが多くなりました
かかりつけの病院では陽気のせいでしょうということで私も軽く考えていたのですが、、、
9月に入って動悸や夜寝る時に息苦しさを感じるのでかかりつけの病院にいきました
やはり、陽気の変わり目だからでしょうということでした
でも夜眠れないのが辛かったんだと思います
9月の半ば頃、またかかりつけの病院を受診しようとしたらその日は担当医がいないので近所の病院で診てもらうように言われました
で、近所の病院を探して行ってみたら
かかりつけの病院で出されてる薬が多いので少し減らしたほうが良いなぁということでその件についてかかりつけの病院に先生が電話をしたところ「ちょうど今、担当医が来たので患者さんにこっちに来るように言って下さい」と
具合悪くて病院に行ってるのにあっち行っけだのこっちに来いだので少し不信感もありましたがそのままかかりつけの病院に行きました
そしてレントゲンを撮ったら肺に少し水がたまっているということで9月末にCT検査をすることになりました
そして夜だけ1ℓ酸素を使うことに
在宅酸素スタートです
CT検査の結果は10月6日
私も仕事を休んで一緒に行きました
診察室に呼ばれ入るととても穏やかな優しい先生が柔らかい表情で
「肺に小さな沢山の腫瘍があります」
母も私も「しゅよう、、、?」
私は目の前が真っ白になって寒気がしました
先生は優しくゆっくりと母に
「選択肢としては細胞をとって検査して抗がん剤をつかうということもありますが高齢ですし体力が失われてしまうこともありますのでそこまでしなくても良いかな、、と思います
まずはMRIとPET検査をして調べてみましょうか」と
そして母が看護師さんと一緒に診察室を出たあとに先生が私に
「とても深刻な状態です、小さい腫瘍が肺に沢山ありますしリンパ節にも転移がみられますので治療はしても、、、」
私は「あと何年くらいですか?」と聞くと
「1年はないです、月単位で考えてください、そしてホスピスや緩和ケアの病院をもう探しておいたほうが良いでしょう」と
そんなに深刻な状態だったなんて考えてもなかったのでただただ涙が出てきて
診察室を出て涙を我慢し母のところへ行ったときは本当に辛かったです
看護師さんと話している母のところへ戻ったら母は笑顔で待っていました
あの日の夕方、実家近くの土手から見た景色です
今見ても私には悲しい景色
