【グラハム・ボネット加入当時のレインボウの秘蔵ライブ映像】
遂に出ましたね。
嬉しいですね。
懐かしいですね…
映像はモノクロなので、たぶん記録映像でしょうね。
音源はミキサーからのライン直なので、
バランスがメチャクチャで最低です。
いわゆる客席への出音だけ重視したミキサー側のバランスは、
視聴用のバランスではないので最低なのは当然です。
たまにライブハウスでサービスでくれるライン直音源ですね。
精神的に弱いバンドマンは、
この音源聴いたらミュージシャンを辞めちゃいます。
視聴用を目的にしている場合は、
視聴用のミキサーと、
複数トラックのレコーダーを用意して、
あとで厳重にバランスや音質をチェックして出すのが普通です。
修正すべきところは徹底的に修正して聴けるものにするんですね。
この映像は、視聴用にすることを考えてなかったようなので、
モノクロですし、音量バランスも最悪ですが、当然です。
いわゆるこれは不本意な流出映像なので…
だから当然、リッチー御大も、
観客受けだけを狙った、その場のノリでやってるから、
全然真面目にギターを弾いてないんだけど、
グラハムは、まだ加入したばかりだったので、
とても誠実に唄ってますよね。
ハッキリ言って、素人さんなら、
この無茶苦茶なギターが聞こえてたら、
こんなにキッチリ唄えないですよ。
グラハム・ボネットはライブでは音外れがヒドイと、
アルカトラス以降言われてますけど、多分それは、
レインボウ時代にリッチー御大から学んだんですね。
スターバンドに集まるファンは
音が外れようがどうしうが関係なく盛り上がるんだ!
…そういうことを…
リッチー御大は、ロードサッチのバックマンをやってた時に、
ステージでは音が外れていても、
派手にパフォーマンスしてれば、
お客さんは喜んでくれるということを学んでいたので、
演奏を聴いてないファンの前では真面目に演奏しないで、
とにかく派手に暴れるんですよ♪
プロレスみたいなもんですね♪
グラハムも、レインボウを去って、
自分のバンドをやる様になってからは、
リッチーを見習う様になって
ステージでは音を外しても気にせず、
ファンサービスを優先する様になったのかな?
…と、…どうでもいいことをはてしなく妄想させて頂きました。
それにしてもグラハム…、
リッチーがこんなに不真面目にギターを弾いてるのに、
よくキッチリ音出して唄ってますよね♪
つまり、後のライブでグラハムが音を外しているのは、
リッチーを見習って、わざとやっていた!
…ということになる様な気がして来ました。
それにしても、この映像の音源は
ミキサーをいじり過ぎて聴きづらい部分が多いですね。
これでは当時のリッチーが、
出来の悪いスタッフをすぐに解雇してたのも頷けてしまいます。
…意味わからないですけど、スタッフのいやがらせの様な…
そんな気さえしてしまいますもんね。
機材がない貧乏バンドが、ライブの記録映像を撮影する時は、
エアモニといって、ビデオカメラを一番いい場所にセットして、
そこで会場全体に届いている音を録音するのがベストです。
出音はしっかりしている筈ですから…
わりと専門的な知識と経験が必要な話なので、
バンドのライブを撮影、録音したことない人には、
ちょっとわかりにくい話だとは思いますが、
レインボウの様な大スターバンドでも、
出音用のミキサーからのライン録音だと、
こんなにメチャクチャになるんですね♪
最近は、ビデオカメラも発達し、動画配信サイトも充実したので、
ライブも真面目にやるバンドが増えました。
バンドがヘタな場合は
カラオケやパソコンを使って演奏する方が、
あとで残る映像や音源も、こんな風にはならないので、
ライブ回数が多いアーチストは、
ちゃんとその辺を使い分けてますよね♪
この映像は、そういうことを知っていると、
「ハードロックのライブ映像を10倍楽しめるビデオ」
だと思いますよ♪^^