幼少期、戦隊モノのおもちゃが大好きで従兄弟のお兄ちゃんにくっついて、いつも遊んでもらっていた恥ずかしがり屋の弟。
親戚の中でも一番年下の弟は皆に可愛がられる存在で、家族にお姉ちゃんなんだから。と言われて育ったからか、弟の面倒見が良いね。偉いね。と褒められることが好きだったからか、私が面倒を見てあげなきゃ、弟は一人では何も出来ない。と勝手に決めつけていた。
母も同じで私達家族は
この子には私が必要。
私が守らないと。
引きこもりが始まってからもそう思っていた。
これは絶対に駄目なことだったと今では思う。
可愛い子には旅をさせろ。ではないけれど
可能性を潰してしまうのは本当に罪。