わたしが、わたしであるとしんじていた ひび。
そのわたしが わたしを よくわからなくなってしまった。
たくさんのわたしが、めのまえに あらわれる。
いいわたしが いて
わるいわたしも いる。
あかるい わたしがいて
なきむしな わたしもいる。
きしょうのはげしい わたしがいて
おっとりおだやかな わたしもいる。
かしこい わたしがいて
おばかな わたしもいる。
さみしがりやの わたしがいて
ひとりになりたい わたしもいる。
わたしをすきな わたしがいて
わたしを きらいなわたしもいる。
わたしは どういう ひと?
わたしが おおすぎる。
いまは、わたしをしるとき。
たくさんのわたしを しって
わたしが わたしになるとき。
わたしには じかんが ひつようなとき。
