音の本箱から (テスト版)

音の本箱から (テスト版)

一応ジャズがメインになりますが、ジャンルに拘らない音楽レビュー!

Yahoo!プログサービスの終了に伴い、Amebaブログに引っ越しを検討しています。
現在テスト中…
尚、Yahoo!ブログのURLは、https://blogs.yahoo.co.jp/kuwazuimodoki/

 

超人気盤!… 

 

しかもトミー・フラナガンの評価が高い我が国では『超名盤』扱いされるアルバムだからでしょうか… 

 

ブログを始めてから足掛け十年、記事にするのを躊躇っておりました(笑)

 

 

J.J.ジョンソンの欧州ツアー中に彼のコンボのリズム・セクションで録音されたアルバム…

トミー・フラナガンの初リーダー作です。

 

‘57年のレコーディング、メンバーは以下の通り…

 

トミー・フラナガン(p)

ウィルバー・リトル(b)

エルビン・ジョーンズ(ds)

 

選曲はフラナガンのオリジナルがメイン…

しかしながら私が好きなのは他のミュージシャンの作品なんですよ。

 

以下に音源をリンクします。

 

まずはビリー・ストレイホーンのこの曲…

 

Chelsea Bridge(A-2)

 

まるでドビュッシーの楽曲のように微妙なハーモニーで構成される曲ですが、実に上手く弾きこなしていますね。

エルビン・ジョーンズのブラッシュ・ワークも素晴らしいです!

 

それからアルバム冒頭のチャーリー・パーカーのビ・バップ…

 

Relaxin' at Camarillo(A-1)

 

得意のノン・ペダル奏法で疾走するピアノ!

カッコイイです!!

 

 

ちなみに標記のジャケットは米PrestigeからLPフォーマットでリリースされた時のデザイン…

 “C”が連続的に印字されたこのデザインが圧倒的に有名ですが、スウェーデンMetoronomeよりリリースされたEP3枚(以下のジャケット)の方がオリジナルなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

Tribute to Soft Machineというアルバム・タイトル、更にソフト・マシーンの3rdを意識したジャケット・デザインに興味を持ち、本盤を購入したように記憶しております。

ポリソフトというバンドの作品なんですが、実は私、このバンドの事を全くと言っていいほど知りませんでした。
ネットで調べてみると、コレクティーフ・ポリソンというフランスのジャズ・コンボに元ソフト・マシーンのメンバーであるヒュー・ホッパー(b)とエルトン・ディーン(sax)が客演した臨時編成のバンドのようです。

そんなポリソフトが2002年9月に行ったライブ公演を収録したのが本アルバム…
翌2003年にフランスのLe Tritonレーベルからリリースされました。

演奏している楽曲は全てソフト・マシーンのもの…
ヒュー・ホッパーが在籍した2作目から6作目に収録されている楽曲です。

同時期のソフツを象徴するサウンドは勿論マイク・ラトリッジのファズを効かせたオルガン…
それが無いせいか、原曲にかなり忠実なアレンジで演奏しているにもかかわらず、かなり違った印象ですね。

以下に音源をリンクします。

Gesolreut(M-4)

Slightly All the Time(M-9)

Backwards(M-11)

 

ソフツより純粋にジャズっぽい仕上がりで、ソフト・マシーンのファンは勿論ですが、これからソフト・マシーンを聴いてみようという人向けの入門編としても良いのでは…

もっとも、今更そんな人はいないかもしれませんが…(笑)

 

 

トゥーツ・シールマンスというミュージシャン、元々ギタリストだったことをご存知でしょうか…

やっぱりハーモニカの印象が強いですよね~

 

ジャズ・ハーモニカの名手、シールマンスをフューチャーしたビル・エバンスの作品…

‘78年のレコーディング、翌年Warner Bros.よりリリースされました。

 

メンバーは以下のとおり…

 

トゥーツ・シールマンス(harmonica)

ビル・エバンス(p, el-p)

マーク・ジョンソン(b)

エリオット・ジグモンド(ds)

ラリー・シュナイダー(ts, ss, fl)

 

 

本盤はエバンス晩年の佳作として紹介されることの多い作品ですが、シールマンスのリーダー・アルバムと言ってもよいくらい彼のハーモニカの存在が際立っています。

 

以下に音源をリンクします。

 

I Do It for Your Love(A-1)

The Days of Wine and Roses(A-4)

Jesus' Last Ballad(B-1)

Blue in Green(B-4)

 

 

余談ですが、シールマンスは50年代末の一時期リッケンバッカーのギターを使用していて、もちろん同時にハーモニカも吹いていた訳ですが、これを見たジョン・レノンが彼に憧れて初期のビートルズでこのスタイルを取り入れたそうです。

もっともジョンのハーモニカはシールマンスの使っているクロマティックではなくブルース・ハープでしたが…
 

 

追伸)

証拠写真です(笑)

 

 

 

 

 

本盤がリリースされた時、私はまだ小学生…
次作「長い髪の少女」はヒットしたので知っていましたが、これに関してはリアルタイムで聴いた記憶はありません。

この楽曲を初めて聴いたのは高校生の頃…
確かNHKラジオの番組で渋谷陽一が紹介した時だったように思います。

横浜本牧のバンド ザ・ゴールデンカップスの2枚目のシングル…
以下に音源をリンクします。

銀色のグラス

 

ブッ飛んだベース! 凄いですよね~

ベーシストは、もちろんルイズルイス加部(加部正義)…
ジョニー・ルイス&チャー~ピンク・クラウドに於ける演奏は当然リアルタイムで聴きましたが、この頃から飛ばしていたんですね。

本人の言によれば「歌謡曲然とした曲調が気に入らなかったので、少し遊んでみた」とのこと…
それにしても凄い!! 所謂「グループ・サウンズ」レベルのテクニックではありませんね。


追伸)
今世紀に入ってから再結成されたザ・ゴールデンカップスの動画です。

 

WALKING BLUES ザ.ゴールデンカップス LIVE IN HONMOKU 2003

 

ルイズルイス加部がベースを弾いていますが、サポート・メンバーと思われるベーシストもいますね。
バリバリ現役感のあるエディ藩~ミッキー吉野の演奏に比べ、チョッと淋しい感じです。
 

 

ジャズ畑出身のミュージシャンが結成したコンボでありながら、演奏するのはあまりジャズっぽい音楽ではない… むしろ室内楽といった趣き…
たぶんOregonというグループに対する一般的な見解はこんな処かもしれません。

よって、コアなジャズファンからは無視されることの多いバンドですが、個人的には好きなコンボで、特に梅雨時の鬱陶しい季節に聴く機会が増える傾向にあります。

そんなOregonの作品…
‘78年のレコーディング、同年Elektraよりリリースされたアルバムで、同コンボがVanguardからElektraに移籍後の第一弾になります。

メンバーは以下の通り…

ポール・マッキャンドレス(oboe, English horn, bcl)
ラルフ・タウナー(g, p, flugelhorn, perc)
グレン・ムーア(b, g)
コリン・ウォルコット(tabla, perc, sitar, g)


肝心の内容ですが、如何にもOregonらしい落ち着いた楽曲が収録されていますよ。
以下に音源をリンクします。

Yellow Bell(A-1)

Vision of a Dancer(B-1)

Waterwheel(B-3)

Witchi-Tai-To(B-4)

 

妙な表現になりますが、「数多いOregonのアルバムの中でも、最もOregon的」な作品のように感じます。


それからルネ・マグリッドの絵画みたいにシュールなジャケット・デザインも魅力的…
恐らく元ネタはマグリッドの『白紙委任状』(以下の絵画)だと思います。