「寒中お見舞い」と書いたものの、なんだか暖冬でピンとこないね。

 新年明けたのに、ずるずると更新せず。ふと気づけば、もう2月1日だ。 月日の流れとははやいものなり。


 引っ越し疲れが出たのか、1月はかなり体調が悪く、何度も大発作を起こしてしまった。体調が思わしくないと気持ちも重く、世間を騒がすニュースなどにやたら敏感で物の哀れを感じながら過ごす。何でもかんでも過剰に反応する日本人の気質。その癖喉元過ぎればすぐ忘れるし。なんでそう考えるかなぁ的な、世の中のあらゆる悪意にいちいち飲み込まれて萎えちゃってたというか。でも、体の調子がマシになるにつれ、負の波に対する抵抗力が出てきた。確かに嫌なことだらけの世の中だけど、だからこそささやかだけどかけがえのない日常を大事にしたいし、希望を見失わずに生きていこうと思う。


 新居近くに呼吸器科の病院があると知り、新規で駆け込み診てもらい発作予防のための薬をもらった。と同時に改めて徹底的に血液検査をしてもらったところ、なんとアレルギー反応の元は飼ってるウサギだったことが、昨日判明した。これまでもいくつかの病院で何度も検査を受けていたので、スギとかイネ化の植物に反応していることはわかっていたのだが。そんなの比べ物にならないくらいの数値が出ていてショック。医師から「ペットは手放した方がいいでしょう。でないとまた発作を起こしますよ」と言われた。


 アレルギー元から遠ざかるしか症状を防ぐことはできない。しかしだ。次男が小学校から貰ってきたこのウサギ。ロロは今や家族の一員なのだ。特に次男にとっては兄弟のような存在。それを考えると、とても手放せとは言えない。もう以前のように無防備に触れることはできないが、いなくなると私も寂しいし。幸い新居は3階建てで、ロロがいる場所と私の部屋は離れているので、掃除など今まで以上に徹底してもらい様子を見ることにした。


 そうだったのか、という残念な思いと、原因究明できた分対処法はあるとの楽観的な気持ちが交差する。まっ、病状に対しどこをどんな風にして身構えていいのかわからない恐怖感に襲われていた頃に比べれば、精神的にはうーんと楽。


 そうそう。アレルギー反応がある以外、血液はすべて正常値。中性脂肪やら尿酸やら、その他の項目はオールクリアだった。普段食べ物とか結構バランスに気をつけてやってきた成果が出たと思い、密かに喜んだりもした。