正式にはともこというのは美穂のあだ名である。


最近、久しぶりに私の事をともこと呼ばずに本名の美穂で呼ぶ古くからの友人と絡んでいてノスタルジックな気分になった。

そう言えばともこはともこではなく美穂だったな、この人はともこの事はよく知らないけど美穂の事はもう15年くらい知ってるんだなって考えるとなんだか不思議な気持ち。

あだ名って不思議なもので、自分が本来持っている名前から派生して他人が勝手に付けたものなのに、派生したモノだからか、あだ名にはあだ名でなんとなく本名とは違う性質を持つ気がする。

ほんとに無意識にきっと私は"ともこ"と"美穂"を使い分けているんだろう。

誰かにとってのともこは誰かにとっての美穂だし、誰かにとっての美穂は誰かにとってのともこなんだって考えたらちょっと二重人格じみていて気持ち悪いけれど、この使い分けは実に便利でもある。

ほんとはどっちなの?って言うのは、どちらも本当なのでなんだその質問って思っちゃうけど、もう14の頃から呼ばれ始めた"ともこ"ってあだ名も"ともこ"って人物の事も"美穂"である自分はとても気に入っている。

ともこの方が極めて楽観的だし、無理無謀を押し通して突き進んでいてもなんとなくへっちゃらだし、フットワークも軽くて外交的な気がする。
別に美穂だと悲観的だったり冷静沈着で保守的だったり内向的なわけでは決してないけれど、それでも何か正式な厳かな雰囲気を持ち合わせた場所の時は否応なしに美穂でいなきゃいけないのでそんな風に思ってしまう。

たまに、一人称にわたしではなく"ともこ"を使う時はあるけれど"美穂"を使う事がないのは、ともこであることに予防線を張って甘えられてしまうからなんだと自己分析してる。

ともこ〇〇だいすき!は良く口にするし、隣人愛博愛主義者的な感じで本当にだいすきに思っているので言葉にしたくなるけど
美穂〇〇だいすき!はなんとなく反吐が出る甘ったるさで口にする事はない。
なんだこいつ一人称自分の名前でだいすきとか言ってんじゃねぇ甘えんなって、誇張して言えばそんな感じ。


私は他人からレッテルを貼られることをそこまで否定的に考えたりはしないんだけど、それは他人から見て私がどう映ってるかはとても大事な事だし、そもそもあんまり気にしてないのもあるけど他人から貼られたレッテルに対する正解不正解は自分で決める事ではないって考え方だからなんだけど、

たまに「ともこは〇〇だからこうしなさい」とか「ともこなのに」みたいな、自分の納得出来ないレッテルを貼られた上でどう生きるかみたいな事をあれこれ言われた時やそっちが勝手に作り上げたともこ像にガッカリされた時には、とんでもなく狡い考え方だとは思うけど
「だってともこ、ともこじゃないもん」って心の中で思って自分で自分の逃げ道を作ったりしちゃう。

これだとちょっと狡い逃げ道作って生きてるみたいだけど、例えば何か落ち込んだ事があったとして、"ともこ"ならどうするか"美穂"だとどう思うかみたいな考え方も出来る。

矢沢永吉が「俺はいいけどYAZAWAが何て言うかな?」って言ったって話を名言みたい扱う人や、ちょっと面白可笑しく話す人もいるけど、わたしこの発言についてすごく親近感湧いたし理解出来るなって思っているんだよね。

"俺"が矢沢永吉とYAZAWAを客観視して考えられるように、わたしも"ともこ"や"美穂"を客観視して考えられる。

どっちもわたしで、でもどっちもちょっとだけ違うんだよなぁって改めて考えて言葉にしようとしたけど語彙力の限界だった。なんて表現すれば良いのかわからないな。


DJさんがa.k.aで本名以外に活動するための名前を持っていたり、SNSを本名じゃない名前でやっていて、本名じゃない名前を呼ぶ親しい友人がいる人もきっと似通った部分があるんじゃないかと思っているけど、思ってるだけでわからん。

ちょっとセンシティブな事なのかなとも考えちゃう。
きっとその人が本名と切り離して積み上げてきたキャラとかもあるだろうからあんまり土足でズカズカ人の事あれこれ訊けないな、なんて。


本名を告げると
「美穂よりともこっぽいね」って言われるのは、だって貴方とはともことして接しているしだって貴方にはともことして生きてるからね思ったりして、ともこって呼んでくれる人やこのともこってキャラもとても気に入っているので嬉しいけど、たまに美穂が嫉妬するんだよね。どうしたら美穂っぽいんだろう?って美穂が考えてる。
ともこはにっこにこでとっても満足そうにしてる。
やっぱり⁉ともこってともこだよね!って。


ふとしたきっかけで、こんな事を考えて綴ってみたけど結局何が言いたいか自分でもわからなくなってしまった。

わたしをともことして認識して仲良くしてくれてる人はともこの事を、
わたしを美穂として認識して仲良くしてくれてる人は美穂の事を、

これからもよろしくお願いします!ってことで良いかな。まとまるかな。

わたしにとっては"ともこ"でいられることも、元々の"美穂"も、その双方を行ったり来たりできる事も誇りです。

自分大好きじゃねーか!って話になったや笑


じゃあね。また。