ディスコでお馴染みになったミラクルズですが、元々は
スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズのボーカリスト
として活躍していた彼に今宵はスポットを当てます。

1972年にグループを離れ、ソロ活動を始めた『スモーキー・
ロビンソン』
ですが、ソロになってからも精力的に活動し、
「クワイエット・ストーム」「クルージン」等のヒットを
出しながら、その傍らモータウンの副社長も務めるという
目覚ましい活躍ぶりでした。

今夜お届けするのは、1981年のヒットで『ビーイング・
ウィズ・ユー』
です。
全米ビルボード誌では2位となり、全米キャッシュボックス誌は
1位、全英1位となった不朽の名曲スロー・バラードです。
「クルージン」に引き続き2年連続でビルボード誌2位、
キャッシュボックス誌1位という結果に終わったものの、
その活躍ぶりには目を見張るものがあり、この曲で彼自身
確固たる地位を築いたのは言うまでもありません。

私はこの曲はとても好きで、ちょっと聴くと弱々しい
ファルセット・ボイスですが、この雰囲気がたまらなく
愛おしく感じます。
確かあの頃には、今の様に癒されると言うことはあまり
言わなかったように思うけど、今でこそ声を大にして言えます。
実に心が落ち着く癒されるナンバーです。

「ビーイング・ウィズ・ユー」で至福のひと時をお楽しみください。