私が始めて『Honey Cone』に出会ったのは、
まだDJになる前の1970年代の前半だったと
記憶してるんですけど、始めて彼女達の
レコード(LP)を手にしたのは輸入盤でした。
それは始めて手にしたモノでしたから、
感動と同時になんでレコードのジャケットに
切り込みが入ってるんだろと、不思議思ったのを
今でも鮮明に覚えてます。
私のソウル音楽の師匠に聴いたら、輸入盤は
皆そうだよって聴いて、そんなもんかと思って
聴いてました。
思えば、中古のレコード盤だったんでしょう。
初心者ですから、その部分が理解出来て
なかったんでしょうね(笑)

それは良いんですが、『ハニー・コーン』
モータウン・サウンドのレーベル「ホット・ワックス」
の歌姫トリオでした。
持ち前の明るく、軽快なテンポの曲を得意とする
グループであり、あのシュープリムスと何処か
重あって注目してました。

これは私個人の意見ですが、シュープリムスほど
洗練されてない泥臭さが何とも心地良くて、
逆に好きでしたね。

『Want Ads』はそんなハニー・コーンの代表作です。