本格的ソウルミュージックをお届けします。
アメリカは黒人の多い街「シカゴ」では
圧倒的に人気の高く、日本でもソウルファン
の間では極めて注目度の高い歌手です。

シカゴと言えば、私も縁が深いソウルシンガー
「オーティス・クレイ」をすぐ思い出すんですけど、
通好みのソウルファンの間では、
この『Syl Johnson』は圧倒的熱い支持を集めている。
ナーザンでありながら、サザンの録音でサザンソウルの
真髄を極めた達人である。

シル・ジョンスンは、1936年7月1日生まれですから、
もう現役は退いていると思うんですが、ソウルファン
としては忘れる事の出来ないシンガーのひとりです。

1975年に「Take Me to the River」がR&Bチャートの
7位を記録し、シル・ジョンスンの名を広く広めた。
しかしながら、ハイ・レーベルの看板スター
「アル・グリーン」の存在がいつもあって、
彼を越す存在とまでは行かなかったのは
残念なところです。
また、それがソウルファンにとっては、
嬉しくもあるんですが、マイナーなソウル音楽好きの
ファンにとっては堪らなく応援したくなります。