『ビリー・オーシャン』と言えば、即「Caribbean Queen」
と答えるのは、やはりディスコ出身の私だからだろうか?
あの軽快なポップ・ビートは、まるで白人を思わせる
ポップなサウンドでした。
それは明らかにディスコを意識した音作りでしたね。
正直言って、ソウル好きの私としては、かなり物足りない
感じで、どうでもいいやって思ってましたけど(笑)
ところが、この『Suddenly』を聴いた時、歌唱力の
素晴らしさと説得力ある味わい深い歌いっぷりを聴いて
正直考えも変わりました。
ビリー・オーシャンも中々やるねって・・・

そのビリー・オーシャンですが、
時は1984年、5枚目のアルバム「Suddenly」が
突如大ブレイクして、「Caribbean Queen」や
「Loverboy」が大ヒットを記録し、
一躍その名を世に知らしめました。
その後も目覚ましい活躍振りで、「When The Going
Gets Tough,TheTough Get Going」「There'll Be Sad Song」
「Get Outta My Dreams,Get Into My Car」などの楽曲が
全米NO.1に輝いている。
その他にも、ヒットナンバーは山ほどあり、名実共に
トップアーティストの仲間入りを果たしている。