先輩「お疲れ~」
問題児「オーナーお疲れ様です」
オーナー「ん、お疲れ。」
さて今日も無事にバイト終わったし家に帰ろうか。
午前2時。辺りは暗い。
煙草に火を点け、自転車に跨がる。
右手で携帯を持ち、左手にはスミノフ。ヘッドフォンで音楽を聞きながら、くわえ煙草。
曲がる時に、ハンドルを持つくらいでほぼ手放し運転だ。
今なら路上喫煙、未成年喫煙&飲酒、道路交通法違反ってところか。
※フィクション
下り道にさしかかる。
ちょうど脳内では、
『あの長い長い下り坂を~君を自転車の後ろに載せて~ブレーキいっぱい握り締て~ゆっくり~ゆっくり~下ってく~。』
とゆずの『夏色』が流れている。
ただ、ヘッドフォンから流れている曲は聖飢魔Ⅱの『地獄の皇太子』だった。
もちろんブレーキなんか握りしめずに、スミノフを握りしめていた。後ろに乗っていたのは彼女ではなく死神だ。二倍速の二回攻撃で壁抜けもできる。
死神から逃げる為にこちらもアイテムのキノコを使いダッシュする。
すると神の見えざる手が、私の自転車のバランスを崩す。
経済を動かす事の出来る手ならば、一人の男が乗っている自転車を倒す事は容易だった。
問題児「うわ!!!!」
ガッシャーン!!
見事に転落。まさか一発目で11%をひくとは。
まぁ俺クラスのゴミ武者なら普通か。
問題児「いててて・・・」
顔から何やら液体が流れている。
問題児「ペロッ。これは・・・青酸カリ!」
顔から血が出ている。
脳内BGMはいつの間にか『夏色』から『ロッキーのテーマ』になっていた。
いやアリスの『チャンピオン』だったか。
左手で持っていたスミノフは全部零れ、右手で持っていた携帯は10m後方に落ちている。
携帯を取りにいかねば。
9カウントで立ち上がり、ふらつきながら携帯が落ちているところへ。
問題児「あれ?携帯の電池カバーは?」
携帯本体は無事だったのだが、電池カバーだけ綺麗になくなっている。
川に落ちてしまったのか、結局見つかる事はなかった。
問題児「はぁ。最後の最後で災難にあったな・・・」
家に帰って鏡を見てみるとそこには有刺鉄線デスマッチの大仁田厚が立っていた。
選挙に立候補しようと思った。
