前回までのあらすじ
4年間使ってた携帯が壊れた。以上。
703よ。お前はまだ待ってくれるというのか。こんなゴミくず半ニートの為に。
俺「わかった修理に出しに行く。」
そう言ったら少し安心したような表情を浮かべながら703はまた眠っていった。
そして2日後。俺はDoCoMoショップに足を運んだ。
俺「すいませんこの子を修理に出したいんですけど大丈夫ですか?」
受付苦い顔を浮かべる。
ん?何か変な事言ったか?もしかしてこんなゴミくず半ニートとは話したくないのか?それともやたら俺の息がやたら臭くて、そうなったのか?
結論はすぐに出た。
店員はマスクをしていた。
俺の息が臭かったのかーーーーーーーー!!!
歯磨きしたうえに、モンダミンでお口クチュクチュして、更にお口に8&4をシューとすれば良かった!
てか俺がマスクすればいいじゃん。しかしマスクを持ってない。
ふと顔を上げるとそこには、美しい女性のマスク姿が。あれを貸して貰えばいいんじゃないか。そして間接チッスを楽しもうじゃないか。
俺「あの・」
店員「少し損傷が激しいので、一応修理に出しますが、直るかは保証できませんよ。」
ハッ!!
そうか俺はお姉様のマスクを貰いにきたのではなく、俺の相棒を直しにきたんだ。
危うく変態の領域に足を一歩踏み込むところだった。
俺「わかりました」
やはり直るのは難しいのか。そりゃそうだよな。少し乱暴に使いすぎた面もあったしな。
店員「では、修理に出している間、代替機を貸し出しますので」
そういえば代替機使うのって初めての経験だな。どうせ使いにくいんだろうな・・・
すると代替機として出てきたのはSH706iであった。703の3世代新しい機種だ。
あぁこれなら大体使い方一緒だからわかりやすくて良さそうだな。
そして代替機との生活が始まる。
この代替機使いやすい。
まずさくさく動く。703はもさもさしていた。
そして画面が大きい。703は小さかった。
俺「もう代替機買い取っちゃおっかなー。これめっちゃ使いやすいんだけど笑」
ツイッターでもそう呟いた気がする。
もう完全に703の事を忘れていた。
完全に代替機に恋をしてしまったのである。
すると代替機から音がし始めた。
俺「ついにお前も喋るのか?」
しかしよく聞いてみると代替機から聞こえるのは着信音であった。
俺「もしもし」
店員「ドコモショップの~~ですが、修理に出した携帯が直ったので、代替機を持ってこちらにいらして下さい。」
忘れてた!!!!!
急いでドコモショップに行ったらそこには703がいた。
しかし全くの別人のようだ。まるで新品のように見える。
店員「ほとんどの部品を取り替えたので、ほぼ新品ですよ。」
なんだって?
じゃぁ俺の703は何処に行ったんだよ
俺と703との約束はどうすんだよ
俺はありがとうございますと言って外を出た。
703はもう喋らない。
しかし、どこかで703は俺の事を見守ってくれているだろう。
俺「お前には先代703のぶんまで、俺の勇姿を見せてやるからな。って言ってもお前は喋らないか。」
2代目703「早く働けニート野郎」
俺「!」
終わり