おはようございます猫

おちびーぬです♡

 

 

 

『死産を経験した物語12』

 

 

 

 

 

胎動を感じないという異変で受診すると

すでに赤ちゃんの心臓は止まっていた16歳おちびーぬ。

妊娠後期の死産という、初めての出産が始まります。

 

 

 

 

 

 

 

子宮口を広げるための処置1回目。

固く閉じた子宮口に水分をすって膨らむ棒を入れます。

 

これがもう激痛で。

入院し、分娩室で処置されたのですが

痛すぎて叫びました。

 

処置が終わり

入った棒がふくらんでいくのを待ちます。

 

 

 

 

 

分娩室から出たら

外で待っていたパートナーが泣いてました。

 

みんなつらい。

全員つらい。

 

 

 

 

 

 

じわじわと痛むけれど

普通にしていられる痛みでした。

 

 

 

 

もうこのころには

さらにお腹が小さくなっていて。

 

 

 

もう命はないけれど

それでも一緒に過ごせるのはあと少し。

 

何度もお腹をなでて

『ごめんね。ごめんね。』と泣きました。

 

 

 

 

 

 

食欲もなくほぼ食べず。

 

 

 

 

 

そうして、2回目の処置へ呼ばれました。

 

次はさらに太い棒を子宮口へ入れて

そこからまたぐんぐん膨らむのを待ちます。

 

1回目ほどの激痛ではなかったけれど

痛かったです泣泣

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の処置は終わりで

明日までこのままとのことでした。

 

 

 

 

 

夜になり

お腹がぎゅ~っと痛みはじめました。

 

NCを押して助産師さんに来てもらって

お腹が痛いことを伝えました。

 

『子宮口が開いていく刺激で陣痛が来るかもだね。

我慢せずにいきんでいいし、痛みが強くなってきたら

また呼んでね。』

 

とのことでした。

 

 

 

 

 

 

そうか…

もう赤ちゃんは死んでるから

いきみ逃しとかしなくていいんだ。

 

ただ出すだけだから。

出せば終わりだから。

 

 

 

 

 

 

そう思うと

泣けて泣けて仕方がなかったです。

 

 

 

 

 

 

 

そうして軽い陣痛が続いたまま

痛みが強くなることなく朝になったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日へ続く…チューリップ赤