作画手順公開ブログ
今回はペン入れの順番です
と、その前に今回も一応
最初にお断りを入れておきます
ここで書かれている内容は私個人の
作画の手順になります
誰もがこの通りにしないといけない
と言うわけではありません
また、人によっては違った意見を
持ってる方もいるかと思いますので
一個人の作画手順として
ぬるっと見てくださったら嬉しいです
それでは始めます

まず、作画手順ブログをはじめる告知をした時のブログで
最後の方に書いたんですが
「私はトレース台を使います」
ってやつですね
これがまずどういうことかというと
じゃんっ
ネームペーパーと、書いてありますが
簡単に言うと下絵(下描き)用の紙ですね
ペン入れに入る前に
鉛筆やシャーペンで下絵をして
その線に沿ってペン入れを
していくと思うんですけど
その下絵をこのネームペーパーに描いて
ネームペーパーの上に
ペン入れ用のまっさらな原稿用紙を重ねて
トレース台の上で光に透かしてペン入れする
というのが
私の言ったトレース台を使います
ということです
このトレース台を使った作画の良いところは
ズバリ
って事なんです!!!
投稿当初は私も
原稿用紙に下絵をして
その上にペンを入れて
下描きを消しゴムで消す!
という作業をやっていたんですが
この消しゴムかけ
かーなーり、めんどくさいんですよね…
シャーペンで下絵してると
自分の手で芯の粒子が擦れて
線がある所だけじゃなく
全体的に原稿が黒っぽくなるので
結局原稿用紙全体に消しゴムをかけないといけない
その作業×16ページ
しんどい






この消しゴムかけが嫌だった私は
トレース台を使った作画に移行しました
もともとLMSの移動教室で
私の憧れてた漫画家さんが
普段はトレース台を使ってますと
言っていた事から
私もそうするようになったのですが
やってみるとすごく便利ですよ

消しゴムかけをしなくて良いのはもちろん
消しゴムをかけたあとの消し跡で
原稿表面がデコボコする事がない
原稿用紙が汚れにくい
とにかく
完成原稿が綺麗になります
なので
消しゴムかけが苦手だったり
筆圧が強くて消しゴムかけた後に
紙表面にミゾができたり
批評で「仕上げを丁寧に」と言われる
なんて方は
トレース台を使う作画をお勧めします
(
批評で仕上げを丁寧にと言われる理由は一概にこれだけではないと思いますが)
前置きが長くなりましたが
実際に私がどのような感じでペン入れしてるのか
簡単に紹介していきますね

まず、これが
ネームペーパーに書いた下絵です
下絵に関しての作画手順は
省略しようと思ったんですが軽く説明すると…
よく見ていただくと
うっすらとピンクの線が見えると思いますが
私は色つきシャーペンでラフをとった後に
黒のシャーペンで本番の線を入れていきます
これも消しゴムかけを少しでも減らす
ちょっとしたポイントなので紹介します(笑)
どんだけ消しゴムかけたくないんだ!ってね…
この上に
ペン入れ用の原稿用紙を重ねて
紙同士をマスキングテープで
3箇所ほど固定します
そしてトレース台で下から照らしてみると…
こんな感じで
ネームペーパーに描いた下絵が
原稿用紙に透けて見えます
この上からペン入れをしていくんですが
最初は慣れるまで難しいかな…と
思ったんですが
案外すぐ慣れるので大丈夫ですよ

そしてまず私は
吹き出し💬💭🗯の線から
ペンを入れていきます…
あ、手書き文字もこの時に入れます
吹き出しは基本的に細い均一線で入れるようにして
目立たせたい吹き出しなんかは太くしたりします
あまりに強弱があったりすると
周りの絵と混ざってしまい
吹き出しであることがわからなくなる
可能性がある気がしますので
太さはともかく
基本的には均一な線で書いた方がいいと思います
と言いつつ私も
均一に引けてないことあるんですけどね…笑
そして次は枠線です
なんか漫画っぽくなってきましたかね
笑
枠線は吹き出しの線よりは太めのもので引くんですけど
線が細めだとリアルな感じの話に
線が太めだとコメディな感じの話に
合うって聞いたことがあります
今回の私の作品はちょっとシリアスな感じで
主人公の心の変化を見せたいなって思うので
細めの枠線にしました
いつもはこれより太めです
つづいていよいよ
人物にペンを入れていきます

ここがやっぱり一番楽しい!
一気に賑やかになりましたね!
絵の良し悪しは置いといて…
なんかこうして見るとだんだん粗が見えてきた…泣
ここで人物のペン入れのポイントなんですが
今から書くことは
私がずっと批評で言われてたのに
ずっと気づかなかった内容です
ずっと言われてた事っていうのが
「人物の輪郭線にメリハリを持たせて目立たせて」
という内容なんですが
これを聞いてみなさんはどう解釈しますか?
もしかしたら
無意識のうちにできてる方も
いらっしゃるかと思いますし
プロの漫画をよ〜く見てる方は
自分で気づいてやってるかもしれないんですけど
これ、人物の絵の一番外側の線にメリハリ(線の太さ細さの強弱)をつけて、人物の絵を目立たせてください
って事だったんですよね
ちょっとわかりにくい説明で申し訳ないですけど
さっきの吹き出しの線の話を思い出してください
吹き出しは太さが変わらないように均一な線で引きます
すると当然
人物線は太さに違いをつけてメリハリのある線で描く方が目立つ
ということになります
この事にずーーーーっと気づかなかったんです私は!
批評にあった「輪郭線」という言葉を
勝手に「顔の輪郭線」だとばかり思っていて
顔とか手足っていう人物の肉体そのものにしか強弱をつけてなかったんです!!!
(服や髪(頭)は無視してたんですね…)
アホでしょ!!!?
ちなみに自分の勘違いに
どうやって気づいたかっていうと
ズバリ
電子辞書で「輪郭」の意味を調べました(笑)
実際ちゃんとメリハリつけられてるのか
これでいいのかいまだにわかんないんですけど
ぜひさっきの画像でチェックしてみてください…笑
そして
人物を目立たせるためにもう一つのポイントです
これはコマ(枠線)をまたいで人物の絵を描く時や
背景と人物が一緒に描かれてるコマで
使うポイントなんですけど
人物が枠線や背景に埋もれないために
人物の周りを白く空ける(白抜きする)
っていう方法です
画像見たほうがわかりやすいかな…
こういう事ですね←
見ればわかりますよね←
次に行きます(笑)
次が最後、背景にペンを入れます
はい!彼らがどこにいるのかわかりましたね!
わかるよね?わかるって言って?
背景苦手だけどわかってあげて!!!泣
背景の線は一番細い線で描くのが良いと思います
これも、人物を目立たせる為です
と、こんな感じでペン入れを進めていきます
ちなみに
インクが乾くのを効率的に待ちたいので
私は2ページずつペン入れしていきます
つまり…
前もって
下絵と原稿をマステで貼り合わせたものを
2ページ分用意しておいて
1ページ分をペン入れして
ペン入れした部分のインクを乾かしてるうちに
もう1ページ分のペン入れをする
それを交互に繰り返していって
2ページずつ完成させていく
という流れになります
わかってもらえたかな…
今回のペン入れの順番は以上になりますが
ここで告知…
以前「30円玉を貼り付けたペン入れ用定規」
を紹介した後に
作り方がネットにあるか
実際に自分でググってみたんですが
私が見る限り
わかりやすい説明がなかったので
また近いうちに
私の方で作り方、作る必要性なんかを
紹介できたらと思ってます
という事で
今回はここまでですが
私もちょっとペン入れが遅れてるので(あーあ…)
ブログの方は少し更新控えていきます…笑
でも絶対原稿完成までの流れを紹介しますので
興味のある方は
引き続き暇つぶしにでも見ていただけたら
嬉しく思います
笑
それでは







