(タイトルの通りの内容なので、今回は真面目めな文体で行きます。)

宝石赤 指談・指筆談って何?という方は、右の記事をどうぞ右矢印 指談を信じる人へ


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指筆談・介助つきコミュニケーションを取材する方へ、私が伝えたいこと

世にある『指談・指筆談・介助つきコミュニケーション』の新聞記事には、
ほとんどの場合、國學院大學 柴田保之教授のお名前が出ていると思います。

しかし、柴田教授はこれらの手法について、
専門家としてのお仕事(=専門家らしい研究)はしておられません。

そのため柴田教授のご意見は、
これらの手法に対する『専門家の意見』としては参考にできません。

新聞社やテレビ局の方は、柴田教授を『専門家』と思って取材されたと思いますし、
活動内容についても「まさか大きな間違いはないだろう」とお考えになったと思いますが、
残念ながら世の中にはそういう事態もあるのです。

見聞きする情報に対して「ホントに?」と疑問を持つ機会が少ないのは、
マスメディア関係の方に限らない問題だと思います。
実際には、この世にある本や論文には、たくさんの間違いが書かれています。

自分がその分野にたまたま詳しければ、間違いに気付けることもあります。
そういうときの気分は「こりゃひどい」です。

その本のファンから「で…でも面白いからいいんだよ!」と強弁され、
ますます閉口することもあります。
私もしばしば強弁する側です。あとから気付くこともあります。
世界というのはそういうところです。

いいとか悪いでなく、現実というのはそういうものです。
私はその現実を受け止めた上で、どんな道を選ぶのか決めたい。
だから私は「本当のこと」が気になるのだと思います。

以上です。