初失恋は箱の中 | 雑談こそ人生の愉楽

初失恋は箱の中

初失恋の思い出 ブログネタ:初失恋の思い出 参加中
幼稚園時分は男女隔てなく遊び回れるドリーム溢れた毎日を送れていた。

私の初失恋は、うたのおねえさんだった。いつか、テレビという箱から離れて巡り逢えるものかと思っていたが、そんなことはないもんだと知るのも時間はかからなかった。

何がきっかけかは覚えに無いが、とにかくテレビの中の人は自分とは遠い存在、いやむしろ現実には存在しないんじゃないかと思い詰めるようになった。

そんなガキの迷信を打ち破ったのは大分あと、ウチの町に突然アントニオ猪木がやってきた時だった。

テレビの中の人は実在するだなあ、とアゴを見つめながらムキムキした。

とはいえ、うたのおねえさんとは巡り逢えなんかせんだろうとも意識していた。顔も名前も記憶にないおねえさん、そもそもテレビの中にさえ実在していたんだろうか。

初失恋は本当に箱の中にあったんだろうか。