政治と宗教と野球の話題はタブー?
商談における心構えとして、「政治」と「宗教」と「野球」の話題は避けたほうがいい、というものがある。
確かに、前半二つは生き方に基づくものであり、話し相手と合致したときのメリットよりも食い違った時の方のデメリットが果てしなく大きいから、商談とか仕事関係のときは避けるが無難だよ、ってことなんだろう。
でも、「野球」がこの二つに割って入るのは違和感がある。
もちろん「野球」が思想だったり生き方だったりする時代は終ったんじゃないか、という指摘は厳密には正しくなく、「野球」以外にも分散したと言い逃れたほうが妥当かなとは思う。
その意味での違和感。
じゃあ「野球」だけじゃなく「サッカー」辺りも付け加えれば良いんじゃないかというのもしっくりこない。
たぶん「野球」にはアンチという感情が体制化しており、アンチ巨人やアンチ阪神だのという「デメリット」が存在するからこそ、「政治」や「宗教」に並べられる存在になりえたんだろう。国民的娯楽であったということ以外の理由としては。
でも、日本人同士の雑談の中では、「宗教」以外なら「政治」も「野球」もバラエティ感覚で語れるものになっている感触があるから、別にタブーでもないんだろうなあ。
宗教! 宗教だけは難しい。
いまの歴史教科書に天理教や黒住教が載っているように、100年後の教科書には創価学会や幸福の科学がちゃんと載るんだろうか。
宗教! 宗教だけは難しい。
これも生き物のサガか……。